頒布
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ところで、私はつい最近知ったのだが、ブッシュには、もう一つ、一九五一年、彼がケルンの放送局から放送するために演奏したものからとったオペラのレコードがある。これはブッシュ兄弟協会の発行した会員にだけ頒布するレコードである。曲はほかでもない、ブッシュにとっては一代の名演とうたわれた、そうしてドイツのオペラの演奏の歴史にとって不朽の一ページを画することになったといわれる公演をする機縁となったヴェルディ作の『仮面舞踊会』である。
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初対面なのに親近感がわいてしまうのは、同じ穴のムジナという仲間意識があるせいだろうか。頒布物を楽しそうに眺めていた女の子が、売り子さんに向かって言った。
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現在では日本醸造協会から頒布されておらず、あまり実用されていない。明治時代末期から大正時代にかけて、当時の水準で設備が「近代的」であった酒蔵で日本酒を醸造するのに主流を占めていたこれらの酵母は、現在使われている清酒酵母とは、遺伝子的に系統が違うことが明らかになってきている。
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その前に頒布会といふものをやりたいと云ひ、それは何んなことをするのか?
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加えて、GPLは、頒布者がGPLにより許諾される以上のさらなる権利制限を課してはならないと述べている。これは秘密保持契約のもとソフトウェアを頒布するような手法を禁ずる。GPLのもと、頒布者はまた、GPLなソフトウェアにおける特許を行使するために、ソフトウェアにより行使されるいかなる特許をも「ライセンス」として許諾する。
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これらは商業的、軍事的優位のために使われたため、非公開な私有財産だった。最終的には海軍のような組織が、個人的な知識を集め、メンバーに頒布した。次の段階ではメンバーが積極的に情報を収集した。
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揮毫者として、渡辺水巴、臼田亞浪、岡本癖三酔、大場白水郎、井上日石、など錚々たる名が並んだ。黒田呵雪らに声風と木歩を加え、十人の短冊十枚一組を十円で頒布した。収益金は二百五十円にもなり全額が木歩に渡された。
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浦潮日報とは、ウラジオストクで頒布されていた邦字・露字新聞である。発行元は和泉良之助を社長とする浦潮日報社であった。
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こちらはさらにいっそう頒布が弘いが、ここには僅少の例を挙げておく。
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彼らの頭上にいる平和の天使は、18世紀の文明化された君主たちが戦争抜きで妥協を成立させられたことを祝福している。この絵は当時非常に評判が悪く、一部の国では頒布を禁じられた。
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というのも、建部や伊藤はもとより観測隊の面々が、参宮を終えるなりみな先を争って伊勢神宮の大麻を手に入れ、さらには奪い合うようにして今年の頒暦、つまり〝伊勢暦〟を購入したからだ。春海も頒布所で頑張って手を伸ばし声を張り上げ、自分の分を買っている。伊勢暦はもっぱら伊勢神宮の御師たちが頒布し、その権威、また日本全土に普及する知名度の高さから、伊勢特産の箸や櫛、金物や織物などにも増して重宝がられる一品だ。
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出羽三山神社のカレンダーには写真が数回採用され頒布されている。
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通常は神社に併設される社務所や札所でその神社の神札が頒布されている。伊勢神宮の内宮の神宮大麻に限っては、大きな神社であれば頒布されている。
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この頃は銀座で陶器店へ入って行くと、何も言わないさきに「頒布会ですか」とくる。私はお菓子のほかはお金があっても頒布会に入る人種ではない。全く銀座はいやなところである。
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また、表現の自由や言論の自由に含まれる形で、報道の自由も保障されている。報道の自由には取材の自由や媒体の流通・頒布の自由が含まれている。しかし表現の自由が確立されたのちも、政府とマスメディアの間ではその自由の範囲をめぐってしばしば対立が起きている。
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戦前のラジオ受信機は受信電波をそのまま検波する「並3」「並4」「高1」という再生回路方式だったが、戦後は受信電波を一旦一定値の中間周波数に変換して増幅することで高感度・高安定度を実現する「スーパーヘテロダイン」方式の受信機が採用された。これら受信機の多くはアマチュアがアルバイト製作して頒布していた。そうした背景からその技術情報記事が強く求められ、同紙は当初ラジオの受信機関係の記事を主体としていた。
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誤りが発生する理由としては攻略本編集体制の拙劣さの他にも、「開発中」のゲームソフトをプレイしながら、編集も並行して行われるため、仕様の変更に対応しきれないことなどが挙げられる。同人誌で攻略本を頒布する例も見られるようになっている。レトロゲームや同人ゲームなど、攻略本が出版される見込みが少ないゲームの攻略が多いが、主流のゲームでも独自の攻略法などを書いた攻略本が出されることもある。
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しかし、カセットを媒体とする頒布も1995年まで続けられていた。首つりTAPEの特徴のひとつにレコードを媒体とする頒布が挙げられる。そのほとんどがカラー・ビニールレコードでのリリースで、レーベル番号の最後に「CO」と書かれてあるものがそうである。
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そして、1860年から、伊勢参りの参宮街道沿いの松阪・津・宇治山田で、袋入りの種籾に解説をつけて無料で配布を始めた。頒布した種籾は十石を超えたといい、各地に広がっていった。
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また、『利根川図志調帳』には、「安政4年10月に『利根川図志』が完成し、取材協力者に送った」とあるので、この頃には製本が完了したことが分かる。安政5年4月、幕府から正式に出版が許可され、頒布されるようになった。執筆者の赤松宗旦は、下総国相馬郡布川村の医師。
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しかし、データ販売においては著作権手続きを代行する配信業者もでてきており、制作者の意識次第で問題が解決できる環境が整いつつある。同人音楽が多数頒布されている主なイベントは以下の通り。
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「拝観料金」が設定されており、草薙館のみの入場の料金として大人500円・小中学生200円、同じく熱田神宮境内にある宝物館との共通入場券が大人800円・小中学生300円で頒布される。また、宝物館・草薙館の年間共通パスポートも5000円で頒布される。開館時間は午前9時から午後4時30分で、最終入館は午後4時までとなっている。
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陸軍報道部は、毎日新聞に処分を要求。更に内務省は掲載新聞朝刊の発売・頒布禁止と差し押さえ処分を通達した。そこへ火に油を注ぐように、同日夕刊トップでは「いまや一歩も後退許されず、即時敵前行動へ」と題する記事が掲載された。
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現在も古来より我々の生活には土の上より活動が始まり土地の生産を守ってくれる大神の霊験のしるしとして、御神穴の「御神砂」を持ち帰り、屋敷内または玄関に撒く、あるいは身につけると、御神徳が授かり、諸願が叶うとされる。また、御神砂が中に入った特別なお守りも頒布されている。御神砂は以下のような撒き方をするとよい。
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が、それだけでは、まだたりない。そこで事件全貌の説明を印刷して頒布することになった。ベエコンこそ、かかる仕事の衝に当たるべき人物にちがいない。
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神宮暦とは、日本の伊勢神宮の神宮司庁が奉製し頒布している暦である。「神宮館高島暦」なる暦が現在は著名であるが、無関係である。
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いずれの場合もゲーム本体及びMOD毎の説明書を読み、適切に実行する必要がある。現在頒布されているMODは海外で作られたものが多く、それらの説明はたいてい英語で書かれている。人気MODであればファンの『まとめサイト』などで、日本語FAQが作られていることも多い。
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戦後に「新民謡」の分野が衰退して、また、「流行歌」自体も終焉を迎えて歌謡曲の時代となってから、主題が、特定の地域に関連しているだけの「ご当地ソング」が生まれると、従来の「地域限定」という枠は崩れ、全国展開を基本とするようになった。ただし現在でも流通上の都合などで地域限定発売や関係者への頒布のみとしている盤や楽曲は大量に存在する。上記の通り地域限定で発売され、全国展開されずに終わった曲もあるため、全国的に著名な作品はそれほど多くない。
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