青天白日
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名詞
116 の例文
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きょう、私どものアパートでこの上なく傷ましい、なんとも説明しようもない突発事件が起きました。うちの気の毒なゴルシコーフさんがついに青天白日の身になったのです。決定はもうずっと前についていたんですが、きょうあの人は最終判決を聞いてきたのです。
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ミス・ヴェーンの名誉と幸福を考えたら、嫌疑だけで有罪にされても同じことだろう。彼女が完全な青天白日の身になり、罪は行くべき所へ行くのが僕の望みなんだ。
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帽子が落ちてゐる。服は便衣であるが、帽子は正規兵の青天白日の徽章をつけたものである。支那軍は味方の死体を運ぶ暇がない時でも、その銃器だけは必ず取りあげて行く。
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お前に罪がないというなら、せいぜい青天白日の身になるがいいさ。
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稀には彼が出たあとで、妻児が入ることもある。青天白日、庭の真中で大びらに女が行水するも、田舎住居のお蔭である。
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お国には東京に力となる親戚もないから、万事お世話を願う。青天白日の身になった暁、きっと恩返しをするからという意味の依頼もあった。弁護士を頼むについて、金が欲しいというようなことも言って来た。
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警察が干渉できるのは牢内までのことだ。そこから刑を終えて出て来た人間は青天白日の自由人だ。
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しかし彼がとびかかって来ても、わたしは短刀を抜かなかった。わたしは完全に青天白日の身でいたかったのだ。彼を殺せば、喧嘩両成敗でわたしを殺せと主張する者が出てくるとわかっていたからだ。
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そいつはまだ青天白日のままこの人生を闊歩しているのだ。謎はまだ今後に残されている。
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階級の配列は北洋政府軍と同一と思われる。また、青天白日章の代わりに部署名が書かれたものも見られる。
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平和のままで這入って行くのだ。自然にそうなくてはならないような工合に、青天白日に這入って行ったのだ。
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青天白日のように明らかであった。同時に青天白日と同じ事で、どこにもその影を宿さなかった。彼女はそれを見つめるだけであった。
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そして、天を貫こうとする光の柱。青天白日の下でありながら、眼が眩むほどの輝きを放っていた。「皆さん」 静かな呼びかけが響いた。
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これら空軍の徽章の意匠やコンセプトを受け継ぎつつも現在に至る。また、ボタンには中華民国の象徴である青天白日章があしらわれているのも大きな特徴である。現役パイロットは右胸に搭乗員徽章が付くが、のちに形骸化した。
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わたしに罪とががあったわけではないのです。わたしは、あなたがたのどなたにもおとらず、青天白日の身なのです。いまのわたしは、不幸のどん底にあり、この状態はあとしばらくはつづくにちがいありません。
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はっきりと自分の意志を伝えればよい。相手を傷つけるのはいやなものだが、悪役をつとめ終ればあとは青天白日の身である。別れの時期には二人のあいだが大なり小なりギクシャクするから、ある程度向うも心の準備をしている。
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東支那海の海の青さも、五月の空の青さも目にしみるようだった。それは青天白日という言葉を思わせた。もちろんいま断定はできないが、判決はきっと有利なものになるにちがいない。
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