長閑そう

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  • で、京助は安心をして、今度は部屋の中を長閑のどかそうに見た。 ...
  • 白河戸郷の方角から、三人の男と一人の女とが、長閑のどかそうに話しながら来たからであった。 ...
  • 慶正卿の館の奥で、慶正卿と碩寿翁とが長閑のどかそうに話していた。 ...
  • しかし眉をひそめただけで、声もかけず立っても行かず、また直ぐに眼を閉じて、長閑のどかそうに居眠りをつづけ出した。
  • 今まで長閑のどかそうにかかっていたたこの影もいつか夕鴉ゆうがらすの黒い影に変わって、うす寒い風が吹き出して来た。 ...
  • 六十余り七十にもなろうか、どこか気高い容貌をした老年としより乞食ものごいが樓門の前で、さも長閑のどかそうに居眠っていた。 ...
  • 小鳥を飼う等と云う長閑のどかそうなことが、案外不自然な、一方のみの専横を許して居るのではなかろうか。 ...
  • 沖田総司を殺しそこなった晩、これも行きがけの駄賃に、池の沖へ潜込み、盗み出した幾十枚かの小判が、まだ身に付いているらしく、様子が長閑のどかそうであった。 ...
  • 菜の花畑では百姓たちが長閑のどかそうに野良仕事をしているが、賑やかな車輪の響を耳にすると、仕事をやめて、いちように背のびする。 ...
  • で、賑やかで長閑のどかそうであった。 ...
  • 「妾、いつまでもお側にいます」 「ははあさようで、それはそれは、しかし拙者は江戸へ帰れば、父の邸へ入るつもりで」 「お小間使いとなって住み込みます」君江は益〻長閑そうである。