総帥
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うねうねしてたり、とげとげしてたり。そのイスに足を組んで座っているもんだからもう、悪の総帥って感じだ。にもかかわらず、先輩だけじゃなくぼく、のりちゃん、道本さん、真太郎の前に学校の会議室とかによくある折りたたみの机がおいてある。
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「おそれいるが、帯刀殿御一名だけ、もいちど御所の別院までお立返りくだされまいか」 たったいま、からだがあいたから会おうという北畠親房の旨だとある。ここにはいても全国南朝方への令はみなその人から出ている総帥の禅門だ。正行は供の同勢をそとにおいて、実城院の一門を入った。
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いわば時の人となり、栄光に包まれたわけで、戦前からの悲願であったアウグスチヌス会施寮修道会連合をヴァチカンに認めさせて、第一代の総会長に就任した。英仏南アの三十二の修道院、一五〇〇人の修道女の総帥になったのである。イヴォンヌの晩年はその国際的立場上、旅行につぐ旅行となった。
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そして成帝が342年に崩御し司馬岳が即位するが、康帝は344年に崩御し司馬聃が即位する。次に政権を握ったのは西府軍総帥として荊州の軍を率いた桓温であった。桓温の父の桓彝は、王敦・蘇峻の反乱で功績を立てたが、後者の乱の際に戦死している。
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そして執事曰く、龍太郎は財閥の現総帥、紫宮柾綱の孫であるという。現総帥は79歳の高齢で、後継者を決めなければいけないと考えていた。一見有力候補と見られていた財閥の社長や専務が水面下で派閥争いをしていることに現総帥は気付いていた。
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勇敢なルシタニア騎士は、革紐でくくられて、パルス軍の総帥のもとに引きずり出された。死を覚悟していたが、まだ少年の総帥は、彼の生命を奪わなかった。
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時が経ち「鮮血の赤が最もふさわしい色」であることを思い出し、再び爪と仮面を身につける。シャドルーの幹部ではあるが、総帥のベガとは普通の主従関係ではない。ベガに対しては忠誠心こそないが、一定の敬意は払っている。
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第二次長州征伐の時も、長州軍の一員として参戦、勝利をあげた。このために後に奇兵隊の総帥に推挙されて脱隊騒動に関与することになる。慶応3年に説得のために帰藩するが、熊本藩は佐幕派が実権を握っていたために逆に投獄された。
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多分、無気力な二代目の烙印に従って遊び歩いてた岩代とどこかで知り合い、その力を示して取り入ったのだ。どう逆立ちしたって手に入りっこない四菱帝国総帥の座が我が物になる。経営のけの字も知らない電子物理学者の卵に、二代目は実の息子がなって当然という「欲」が湧いたとしても責められやしまい。
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総帥は彼を階位ではなく名前を呼んでくれたのである。これは重要なことであった。
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まして、クーア財閥は共和宇宙でも有数の宇宙船製造会社である。そして、目の前にいる女はその総帥なのに、呆れたように言い返してきた。
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このお庭番の総帥が、これなるお風呂番、愚楽老人なのでございます。来年は、その二十年めに当たる。
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その最中に史婆婆と阿繍が舞い戻り一旦は混乱が収まる。しかし張三・李四の出現により今度は総帥の座の譲り合いが始まる。それも狗雑種の類稀な内功を見て正気を取り戻した白自在が総帥に復帰することにより治まった。
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と、名乗りをあげたのが、張角を総帥とする太平道のグループであった。と、少容は危ぶんでいる。
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炎上寺一族は、検察室設立時から断頭島を管理していた。夢路亡き後、総帥の部下によって襲撃され島の施設群は完全に焼失した。その名の通り裏会の情報を記録するところ。
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世界的に暗躍するレアカード窃盗集団。裏ゲーム界を支配する闇組織でマリク・イシュタールを総帥とする。レアカードを武力的かつ強引な手段で奪い去る強奪、闇での密売、レアカードの密造など、様々な組織犯罪で多額の利益を得ている。
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このア・バオア・クーに温存した兵力があれば、グラナダは陥ちないですんだという事。ギレン総帥がドズルをして軍を動かさなかったのではないかという邪推。ギレンはキシリアを除け者にしようと画策していたが、キシリアがそれを知って早々にグラナダを脱出したのではないのかという噂、そして、それらのすべてが恐らく真実だろうというシャアのキシリアから得る感触は、すでに自分が手を下さずともザビ家は崩壊するのではないのかという予測さえ持つのだ。
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懐刀として、球四郎は球三郎の兄で陣流拳法総帥の伊集院大門に協力を要請。大門は総帥の座を磐石なものとするため、弟・球三郎抹殺を誓うのだった。
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故に、一兵一兵を視てゆく眼ざしにも、悽愴の気に近い光があったにちがいない。総帥たる人のその気魂は当然また全軍の兵気に映らずにいない。
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老将の眼から見ると、総帥たる人のそういう心理は案じられるものだった。
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しかしその直後、サムウェルの尽力によって、ジョンは〈冥夜の守人〉の第998代総帥に選出される。戸惑いながらも総帥の地位を受け入れ、ジョンはスタニスの提案を断る。スタニスがボルトン家からウィンターフェルを取り戻すため南に向かった時、〈壁〉の南西の山の民から助力を得られるかもしれないと教える。
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話はよくわかったが馬鹿げてるぜ。クーア財閥の総帥になりたがる男なんぞ、それこそ星の数ほどいるはずだ。
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世界征服を狙う悪の軍団。軍全体を複数の各部隊に分けており、総帥命令を受けた幹部たちがそれぞれの隊を指揮して一般兵たちを動かしている。各部隊は派遣地域で現地住民を脅して力仕事などにこき使ったりしている。
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シャア総帥の決起も虚しく、地球圏は変わらずじまいです。仮にシャア総帥が生きていたら、今度はなにを追いかけるんでしょうかね。もう張り合う相手はいない。
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七人とも、わたしが名実共に総帥になろうとしていることを苦々しく思っている。自分たちのうまみを取り上げられるのを嫌っている。
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なにより、人手の大半は東南の門に集まっており、いくら城内とはいえ、簡単には移動させられない。なにより、東南の門の前には、攻撃側の総帥が姿を見せているのだ。仇士玉もまた、東南の門上に立って、直接、指揮を執っていた。
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頬の弛みをかんじたとき、彼はこれではいけないと、あわてて空を仰ぎ見ることにしたのである。戦いはこれからだというのに、ここで総帥たる者が、表情をゆるめてはならない。空を見上げ、からだを一と揺りして、劉備は言った。
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このことをダシにイタリアへ呼び出される日が、そう遠くない内に来るかもしれない。しかも、この直後から三人の総帥は前にも増して恭しくなった。
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