神器
791 の例文
(0.01 秒)
-
即ち、尊氏は光明天皇が践祚した上に、真の神器を恒良親王より取り返したからには光明天皇こそ正しい天皇であるとして、後醍醐天皇の存在を無視したのである。吉野の天皇こそ真の神器を持っておられるのに、全くけしからぬことだ。使僧はそんなことを言った後で吉野における天皇の日常や、京都において、足利尊氏が着々と新しい施政に乗り出したことなどを語った。
...
-
二つの神器は、千年前の聖酒変化以来、長く行方知れずになっておった。聖徳利は杜哲が偶然酒城で見つけたが、それも最近のことじゃ。
...
-
大イクサヨロイは人体の骨格に似た基本ボディの上に「神器」という強化パーツを装着する。神器はルネサンスでも再現不可能な超技術であり、発掘品のみ現存する。普段は装身具の形をしているが、操演者と「契約」を交わすことで異次元から出現し、素体へ特殊能力を付加する。
...
-
たぶん、それらにも先住民族の怨念がこもり、アラハバキ神の分身が宿っているのかもしれない。また、それ以外にも歴史の表舞台から忘れ去られた神器もあるだろう。青い土偶だって、まだ他にも残っているだろうし、それらの危険性も消えてはいないだろう。
...
-
そのほうの神器の用いようは、もう儂などの遠く及ぶところではない。
-
-
秋葉原に身を潜める美邦は、朝からずっと落ち着かない。昨夜、小夜子が最後の神器を取りに第零層に行ってまだ戻ってこない。まさか罠にかかって殺されたのではないだろうか。
...
-
姫の配下に7人いる。いずれは京の傀儡となるであろう南朝から、事前に神器を奪い取りたい。
...
-
天海は伊賀、甲賀の他、鬼一族などの忍者に指令を下し、魔界衆との対決が始まる。鬼一族との戦いで御神器と太一を奪われ、兵馬ら5人は追跡を開始する。しかし、老獪な天海に主導権を握られ、一人、また一人と命を落としていき、残った兵馬と岩五郎も囚われてしまう。
...
-
嘉吉3年9月、後南朝勢力が土御門内裏に夜襲をかけ放火し、後花園天皇は左大臣・近衛房嗣邸に逃れるが、三種の神器の一部を奪われた。奪われた神器のうち、剣は清水寺で発見されるが、神璽は持ち去られた。文安元年2月、同母弟の伏見宮貞常親王に親王宣下を行い、文安4年11月に父の貞成親王に太上天皇の尊号を奉っている。
...
-
その中で、三種の神器と皇位の関係が不可分であることを論じ、寿永の乱のとき平家が安徳天皇をつれて西国に落ちたあと後鳥羽天皇が神器のないまま即位したことを、あってはならないものとして攻撃した。この論は後の明治末年の南北朝正閏問題で重視された神器論に通じるものがある。三宅観瀾は闇斎門下の浅見絅斎の門下であり、徳川光圀に招聘され、その国史篇修総裁となった。
...
-
指揮者にして指導者でもあるエギュベルのもと、文法の戦争による荒廃から復興を遂げた街・メリィ・ウィドウ。ジンはその街にあるという「見えざる楽器」・奏神器を求めやってきた。そこで出会った少女・アリーゼ。
...
-
恐らくここにあるのは全部、神器かそれに準ずるクラスの強力な装備だろう。
-
名称表記は、「ゲームでの表記」となっている。二つの神器を融合して一つの新たな神器を製造することもできる。融合には法則がある。
...
-
よくよく見れば、プレートに刻まれた北斗七星のレリーフは、左から六番目の星だけが大きくなっている。一つの星に、一つの神器が対応しているということなのだろう。
...
-
そう、有り得ないのだ。神器を用いた武装完全支配術は確かに強力な技だが、それでも限界というものはある。武器の元となった存在が持つ“方向性”、つまり熱い、冷たい、硬い、速いといった要素を取り出し、より尖鋭化させて攻撃力に変えるのがこの術の本質であって、ある方向に特化すればするほどそれ以外の方向においては性能が劣化せざるを得ないのだ。
...
-
その道徳は黄帝以上であり、周の文王よりもまさつていました。神器を手にして天下を統一し、正しい系統を得て四方八方を併合されました。陰と陽との二つの氣性の正しいのに乘じ、木火土金水の五つの性質の順序を整理し、貴い道理を用意して世間の人々を指導し、すぐれた道徳を施して國家を大きくされました。
...
-
-
「神器」を操ることが出来る者は特殊な力を得、奇跡をさえ起こすと言われた。世界にとって特別な存在となった「神器」を巡って物語が展開される。
...
-
頑駄無軍団の主要人物たち。どのようにして神器を手に入れたのかは不明。最終的には3名中2名が大将軍に出世する。
...
-
これによって見掛け上は和平が成立したように見えていたが、神器と共に新天皇が敦賀にいるかぎり、尊氏は依然として賊軍の総帥であった。彼が名実ともに官軍となるには、新天皇と共に神器を奪わねばならなかった。義貞が予想していたとおり、足利尊氏は北陸に兵を向けた。
...
-
前作にも登場した妖怪を倒すための装備品。鏡・剣・勾玉の三種類があり、状況に応じて使う神器を変えることが重要になる。今作では薬師村で一定の条件を満たすことで使えるようになる鍛冶屋で神器を強化することができる。
...
-
しかし、あのような華奢な武器では、もう如何なる動作を取ろうともキリトの剣を受け切るのは不可能だ。あの黒い剣は、神器たる青薔薇の剣を上回るほどの重量を備えている。それにキリトの神速と言うに相応しい斬撃が加われば、細剣如き例え三本束ねようとも叩き斬るはずだ。
...
-
この戦乱の中で、どちらに付こうかと迷う者のすべては一身上の利益を考えての上のことであり、官軍も賊軍もありません。ましてや神器が真物か偽物かなどということはどうでもよいのです。しかし、中将殿は、ちゃんと筋を通されている。
...
-
この宝珠さえ手に入れることができれば、天災の原因も必ず判明すると賢者たちは考えたのだ。しかしそれはあくまで伝説上の神器で、本当に存在したのかどうかはそれまで定かではなかった。口承で伝えられるのみで、実在を示す文献などが発見されていなかったためだ。
...
-
これこそが、俺たちが探し求めてきた宝珠に違いなかった。森羅万象の理をそこに映し出すという、超古代より伝わる伝説の神器だ。その神秘的な光輝を初めて目の当たりにした俺は、呟きひとつ漏らすことなく吸い込まれるように宝珠を見つめていた。
...
-
その点、良い悪いは別にして、時忠は老獪だし、政治の裏を知り抜いている。義経のルートではないところから、ひそかに神器を確保する手が打たれていたかも知れないじゃないか。結局神鏡は知盛が仕たてた御座船にあって無事。
...
-
亜麻色の髪の若者が持っている剣が、世界に何本とないクラスの神器だったからじゃ。
-
それはひとつの物理的実験と言える。従来ヒはこのような神器の用い方をしたことがない。一人の人物を呪殺する為に、これ程多くのヒが動員された例などありはしないのだ。
...
-
しかし、京都に到着してからの新天皇の運命はまた変った。尊氏は新天皇から神器を強要すると、それを光明天皇の下に移した。後醍醐天皇が吉野で他の二つの神器は偽器であると称しても、尊氏だけは、恒良親王が所持されていたものこそ真の神器だと確信していた。
...