煩悩障
全て
名詞
7 の例文
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それは心が無となり、感知が無となった。それは、世間を超越した認識であり、煩悩障・所知障の二種の障害を根絶することによって、阿頼耶識が変化を起こす。これがすなわち、汚れを離れた領域であり、思考を超越し、善であり、永続的であり、歓喜に満ちている。
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障害とは、ものごとの達成や進行のさまたげとなること、また、さまたげとなるもののことである。障礙は、仏教用語として煩悩障など心を覆い隠し悟りを妨げている要素を指して用いられたことから、邪魔するなどといった意味で使われ、明治時代にはしょうがいと読まれるようになった。その後、日本では妨げというような意味では、それらの表記は区別されず用いられた。
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いずれも人びとが湟槃の境地に至るのを妨げる障碍となるものでね、煩悩障というのは種々雑多な妄念を指し、これは男性に譬えて強く踏み、所智障というのは正しい教えを理解できないという無知を指し、これは女性に譬えて軽く踏むという訳だ。
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明治時代には、次第に漢音で「しょうがい」と読むことが増え、大正時代には「障害」の方が一般的となった。仏教用語で、障碍とは、煩悩障と所知障の2つであり、心を覆い隠し悟りを妨げている2つの要素を意味する。障害は、江戸末期には使用された例がある。
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時に弟子曰く、かつて聞く聖者已に疑惑を離れると、我ら四諦の実理に於てなお疑惑を懐くは何ぞや。大天曰く、阿羅漢は煩悩障の疑惑は已に断ずと雖もなお世間的の疑惑ありと、是れ第三の悪見なり。弟子曰く、阿羅漢は聖慧眼ありて自ら解脱を知ると、如何ぞ我ら自ら証知せずして師に由りて知らしめらる。
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我亦在彼摂取中。煩悩障眼雖不見。大悲無倦常照我。
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