棋士室
12 の例文
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第2図はA級順位戦の、谷川竜王対真部八段戦で、真部が6一飛と金取りに打ち込んだところ。例によって棋士室の予想をいえば、金取りだから、谷川は5二銀と受ける。すると、6四飛成5四歩。
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対局を終えると、ちょっと覗く程度ですぐ帰った。棋士室に居ても、みんなと離れ、継ぎ盤を遠くから見ているだけ。まったく目立たぬ存在だった。
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まったく目立たぬ存在だった。その二人が、棋士室でハバをきかすようになったのだ。そして、竜王戦で挑戦者となった鈴木六段はといえば、気取らずかざらず、奨励会員と十秒将棋を指して遊んでいる。
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羽生は、僅差ながら負け、と知っていながら、その僅差にすがったのである。棋士室の誰かが、2五角では7四角だろう、と言った。それも羽生が負けだ。
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棋士室にはあまり顔を出さず、たまに居ても、継ぎ盤を眺め、仲間が気の利いたことをいうのを聞いているだけである。といっても無愛想ではなく、なにか話しかければ、ニッコリしてきちんと答える。
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たちまち周囲に人だかりができたが、おとなしい羽生は、藤井説にうなずくことが多かった。また別の日、丸山八段が対局を終えて、棋士室に寄った。今期絶好調で、このとき十七連勝中だった。
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第1図にはエピソードがある。この局面になったのは午後五時半ごろだが、将棋会館の棋士室の継ぎ盤には、二時間ぐらい前に第1図と同じ盤面が並べてあった。中盤の戦いがはじまってから、両者最善と思われる手を指し進めると、第1図になる。
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こちらは千葉県木更津の出身で、「潮の香のする将棋」と言えようか。二年前までは、藤井も丸山も、棋士室に来て継ぎ盤を囲むようなことはなかった。対局を終えると、ちょっと覗く程度ですぐ帰った。
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対局後のインタビューでは「将棋そのものが好きだし、面白い」と、現役続行の意欲を語った。有吉の将棋への情熱に対し、谷川浩司は「棋士室で若手棋士と研究会に励む姿は、これからも多くのメッセージを与える事でしょう」とコメントした。しかし、翌2009年度のC級2組順位戦では序盤から苦戦が続き、9回戦の松本佳介との対局に破れて、最終局を待たずにC級2組からの降級及び引退が決まった。
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猛暑がつづいた八月のある日の夕方、将棋会館四階の棋士室に佐藤名人があらわれ、たまたま居合わせた中座四段を盤に誘って、この日戦われている将棋を並べはじめた。羽生四冠対森下八段戦その他の対局があり、経過を見ながら勉強しようというわけである。
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作者の白鳥によれば、題材に将棋を選んだのは「高校時代の同級生である加藤幸男の影響」だという。他に、『将棋世界』連載の「関西本部棋士室24時」で、とある奨励会三段が退会に至るまでの顛末を読んだことで「その記事に激しく心を揺り動かされた」ことも大きなきっかけだと語っている。主人公を竜王に設定したのは「名人と違って、制度上1年で獲得できる」ことが大きいとのこと。
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