棋士
全て
名詞
2,457 の例文
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負けた場面ばかりが印象に残っている、そういった名棋士もいるものだ。晩年は酒量が増え、というより酒に弱くなり、将棋会館で酔っぱらっている姿をよく見かけた。
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いや、私がくどく書くまでもない、そんなことはもう知れわたっているのだ。まったく、棋士仲間での今の羽生に対する評価はたいへんなものである。先日も対局室に前田七段が入って来てしきりに感心している。
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上の世代の棋士は対局中につぶやいたり、歌を歌う等、相手を惑わせることを日常的に行ったが、二上は盤上での勝負にこだわり盤外戦を行わなかった。二上だけでなく戦後の棋士達はそうした行為をしない傾向があった。二上は詰将棋作家でもあり、処女作品集「将棋魔法陣」等を出版している。
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どう指したらよいか判らない、という局面が見られなくなった。それは、若手棋士達の、人間的魅力のあるなしと関係しているのだろう。
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木谷はツケヒキではなく図白4のサガリを多用した。やや手がかかり過ぎと見られて、他の棋士はほとんど使用しなかった。「木谷定石」といった場合、この手段を指すことが多い。
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このうち、前回ベスト4の4名及びタイトル保持者はシード棋士となる。予選はシード棋士を除く全参加者により行われ、予選通過者を決定する。本戦トーナメントは予選通過者にシード棋士を加えた16名で行われる。
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この時には40名を越える棋士達が、疎開先各地から上京して参加した。同年秋期は牛込の河田町会館。
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さて、竜王戦が始まるので、佐藤について書く。人間、という面では、新人類棋士、といわれた頃とあまり変っていない。十年近くたって人間が進歩してないのか、と誤解されては困るが、月に六局のペースで将棋を指しつづけて来たとすれば、遊ぶひまもなかろう。
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これ以後ずるずると後退し、夕食休みのころはどうにもならなくなっていた。ドラマを期待して観戦に来ていた棋士達も、ほとんど帰ってしまった。最後の場面は後に示すが、結果は大山の完勝だった。
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佐野洋さんはよく、推理小説のエッセイに碁を引用している。ある棋士が指導碁を打った時に、形勢がいいにもかかわらず長考をした。その理由をたずねると「黒石で相手に石ドウロウを作らせたいが、それを完成させる最後の場所に置かせるにはどうしたらいいか」と答えたという話である。
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森が中原名人に挑戦したのは昭和五十三年。異能派棋士の登場を、棋界内部は恐いものを見るような目で眺めていた。正統でない森の将棋で名人になるはずがない、と言い切れぬ雰囲気があった。
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それがよくて正しかったのか、それとも、その反対なのか、ということさえわからなかった。賢明な棋士はこの行為になんというだろう、パブロはなんというだろう。ぼくは何もわからなかった。
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研究資料が山ほど出てきそうだ。佐藤の将棋は、今の若手棋士達の考え方を代表しているように思われる。すなわち、駒組で優位に立ち、中盤で有利に分れれば、自然に勝てる、というわけで、結果よりも過程を重視するのである。
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また、5人ともタイトル獲得を経験しており、藤井は史上最年少17歳11か月でタイトルを獲得している。上記の5人に続く記録として、16歳での四段昇段棋士を下記に挙げる。データから見ても、早熟な棋士は優秀な者が多い傾向にある。
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立派な見識だが、五味さんは棋士を買い被っている気がしないでもない。私には、当時の棋士に、狎れ合いの美談に叛骨精神で抵抗する根性があったとは思えない。
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日中囲碁交流において、1961年を始めとして訪中団に加わる。その後も若手棋士を率いて、中国、韓国との交流を積極的に行っている。
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本人と妻の生きざまに焦点を当てたNHKによるテレビ番組が、DVD化されている。棋士が技術伝授でないビデオに出演するのは極めて異例のことである。
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