根本煩悩
4 の例文
(0.00 秒)
-
さらに、付随する煩悩を19種数える。大乗仏教の瑜伽行派では、上記の根本煩悩から派生するものとして、20種の随煩悩を立てた。瑜伽行派の後継である東アジアの法相宗もこの説に従う。
...
-
参道には名物のそうめんを売る店が多く並び、賑わっている。また、一切衆生の六欲・根本煩悩を断つとされる、6つの龍頭から流れ落ちる六本瀧は、寒修行の場でもあり、毎年大寒には多くの人が参詣し、滝に打たれている。「劔岳 点の記」の映画撮影の際には撮影提供を行った。
...
-
この5つを絶つことで、四向四果の最終段階である阿羅漢果へと到達できる。説一切有部では、煩悩を分析し、知的な迷いと情意的な迷いとに分け、また貪・瞋・癡・慢・疑・悪見の6種を根本煩悩とした。さらに、付随する煩悩を19種数える。
...
-
真妄たがいに薫習し、それによって染浄の二つの法が相続して断続することがないことを説明する。この四薫習は、馬鳴に仮託される大乗起信論の所説で、根本煩悩である無明が、本来平等一味の世界に対して分別の妄想を生起して、人間に差別的執着を起こさせ、それが世間に差別を生ぜしめ、そこに起こる対立観に人間は苦しめられると染法の重荷を説いて迷いの事実を明らかにする。また、悟りについては、本来的に一味平等であり、自他一如であるという事実認識が、常に自他対立に迷う人間生存へ影響し作用することによって、人間は迷いを克服し悟りを実現することができると浄法の熏習を説く。
...