未だしも

全て 副詞
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  • 未だしも憎しみや嫉妬はなお愛には相違ない事を示していますのに。 ...
  • 一人で未だしも救かつたなんて阿父さんは云つたことがあるわよ。
  • 無躾に質問される方が未だしもだと、思うぐらいであった。 ...
  • 桑の匂ひは未だしもだが、こくその香りの鼻をつくのは實に降參する。 ...
  • 馬鹿なら馬鹿で未だしも仕末が好いが、馬鹿をかくさうとする感情だけが妙に小賢く発達してゐるのが情けない。 ...
  • その禍いが関白殿の一身一家にとどまればだしものことであるが、悪魔の望みは更にそれよりも大きい。 ...
  • 未だしも未だしだが、それだけではなくて、子供らしくて可愛らしいというニュアンスを、含んでいる。 ...
  • どうせ照子が居たつて不愉快にされることの方が多かつたが、独りで退屈な不安な夜を過すことを思へば、未だしも照子の心を操り人形のやうに弄んでやることの方が余程興味のあることだつた。
  • 鼬は黄昏時だけであるさうだから未だしも始末が好いが、やがて大寒の頃になると櫟林の裏山から夜陰に乗じて野狐が襲来するさうだが、それはおそらくさすがのあたしの手にも負へぬだらう。 ...
  • それはだしも、眼をつぶったと思うと、今度は「無礼な」とか「助けてくれ」とか、妙なことをつぶやく。 ...
  • それだけならそれで、未だしもだけれど、作家が、幾分苦しんで、あまり好くない作品を発表した時などに、そんなのをつかまへて、これはこの作家のものゝ中では好いものゝ方だ! ...
  • それも自分じぶん田地でんちならだしもだが、つたこめはみな野槌のづちかみさまのところをさめねばならず、をさめたのちは、あとのこるものはわらもみかすばつかりだ。
  • 所が此編輯局には、主筆が社の柱石であつて動かすべからざる権力を持つて居るのと、其鷹揚な官吏的おやくにんてきな態度とが、自然さう云ふ具合にしたものか、怎かは知らぬが、主筆なら未だしも、私までが、「君」と云はずに「貴方」と云はれる。 ...
  • それのみなら未だしも、成績の調査、欠席の事由、食料携帯の状況、学用品供給の模様など、名目は立派でも殆んど無意義な仕事が少なからずあるのである。 ...
  • 所が、此編輯局には、主筆が社の柱石であつて動かすべからざる權力を持つて居るのと、其鷹揚な官吏的な態度とが、自然さう云ふ具合にしたものか、どうかは知らぬが、主筆ならだしも、私までが「君」と云はずに「貴方あなた」と云はれる。 ...
  • 吹田市が出来た祝ひに遺族招待だといふのだが、「新婚」は未だしも、「兵隊」が、てんで通じないんだからひどい遺族だ。 ...
  • それのみならだしも、成績の調査、缺席の事由、食料携帶の状況、學用品供給の模樣など、名目は立派でも殆んど無意義な仕事が少なからずあるのである。 ...