数珠を爪繰り

6 の例文 (0.00 秒)
  • イタコは、奥の仕切りを背にして坐って、ひざの上で黒玉の大きな数珠じゆず爪繰つまぐりながら低い声で語っている。 ...
  • 不意に声をあげて泣き始めた童を、尼は数珠じゆず爪繰つまぐりながら、いたわしげにじっとながめていた。 ...
  • それから手に大きな数珠を持って、その数珠を爪繰りながら、ジゥデルの御殿の門のほうに、ゆっくりと向いました。
  • うなずくように会釈えしやくをすると、すぐに数珠を爪繰りながら、静かに泣くような、かぼそい声で語りはじめた。 ...
  • そしてもう独り歩きできたので、彼の天命の望むところによって、ある日のこと、母親の手がふさがっている間に、台所の梯子段の階段をのぼって、ちょうど奉行ワーリー、カーレド公、ぶくぶくでぶの父が、琥珀の数珠を爪繰りながら坐っている部屋に、はいったのでございました。 ...