御霊所

9 の例文 (0.00 秒)
  • 実を云いますと、いつも御霊みたま所の中で、母と対座しておりますうちに、兄は時折、その高代という言葉を口にするのです。 ...
  • と、そのとき御霊所の中から、朝の太鼓がドドンと一つ響いた。 ...
  • と云うのは、最初に高代という言葉を聴いたのは、まだ十四郎が意識のはっきりせぬ頃の事であり、その後に時江が耳にしたのも、御霊所の中であって、やはり十四郎は、同じ迷濛状態にあったのではないか。 ...
  • そうして、滝人の手は、おびやかされるまま、御霊所の扉に引き摺られていったのである。 ...
  • そして、私がこの樹立の中にまいりますのを、大変お嫌いになりまして、毎朝ぎょうをなさる御霊みたま所の中にも、私だけはけがれたものとして入れようとはなさいません。 ...
  • 滝人は、いつのまにここへ来てしまったのか、自分でも判らないのであるが、そうして、永いこと御霊所の前で髪を乱し瞼を腫れぼったくして、居睡っているように突っ立っていた。 ...
  • ここで善通寺は、東寺の末寺として登場し、「弘法大師御御建立」「大師御霊所」とされ、空海の先祖による創建だとする伝えが古くから存在したことがわかる。 ...
  • この俗は、室町時代におよぶも遺存しており、近衛政家の「後法興院記」によれば、同家の霊祠には、代々の嫡女が「御霊所」または「奥御所」とよばれて奉仕している。 ...