奥の手を出す

21 の例文 (0.02 秒)
  • タリオは奥の手を出したが、それでも、どうすることもできなかったではないか。
  • しかし、双方が奥の手を出した以上、勝敗は次の交錯こうさくで決するだろう。 ...
  • そこでルラ蛙はもうむかし習った六百メートルおくの手を出して一目散にお父さんのところへ走って行きました。 ...
  • わたしはもちろんすべてを運命のせいにして、光明にあこがれ渇望するような振りをしていたが、やがて最後に女の心を征服するもっとも偉大な、一ばん間違いのない奥の手を出しました。 ...
  • いくら逃げても追い駆けて来る体内の敵をまくつもりで最後の奥の手を出してま近な二つの氷盤の間隙かんげきにもぐり込もうとするが、割れ目は彼女の肥大な体躯たいくれるにはあまりに狭い。 ...
  • こうなっては、床がほんとにすべったおかげで、みごとにしくじった手と古さの点ではかわらない、もうひとつの奥の手を出してみないことには、どうにもおさまりがつきそうになかった。 ...
  • フランス人と小僧とが、見えなくなるが早いか、女は、ぼくたちの見はり人に、奥の手を出しにがかった。 ...
  • さて、第一の事件で甲野をかばった結城朋子は、そろそろ奥の手を出して甲野を恐喝しはじめた。
  • 金は要らぬから自分も一緒に引き取ってれと言って二人してその家に入り込み、知事が江西あたりに赴任する時もついて行ってそろそろ奥の手を出し、金品をかくし始めた。 ...
  • いずれにしろ、相棒は奥の手を出して、女のいる土地に姿をあらわし、そこらをウロチョロして、ことの真相をかぎ出そうとした。 ...
  • ここで、胡宗憲は例の奥の手を出した。 ...
  • その内国際電話で今すぐに行くという性急な連絡がサンフランシスコからとびこみ、処置に困った社長はついに奥の手を出して出身地の県人会のルートから、有力政治家に渡りをつけた。 ...
  • あのう、はじめはなかなかくれなかったんでございますが、もういよいよしょうがないから奥の手を出して、〝かんかんのう〟で脅かしたら、向うでもきもを潰して、くれました。
  • 「ウィムジーが奥の手を出してやろうとしなければね」 「ぜひやってほしいわ」ミス・ティッタートンが言った。 ...
  • こうして、朴庵は半年あまり、ぞんぶんにお琴のからだをもてあそんだのち、そろそろ髪の毛がのびてきたのをみすまして、とうとう奥の手を出した。 ...
  • そこで、彼はまた、翻然と、狡猾な奥の手を出した。 ...
  • 皇室も貴族も、よく、その辺の機微を心得ていたし、近衛基煕あたり、ましてなかなか老獪ろうかいな策謀家でもあったから、家宣将軍が想像以上に温雅な、知的水準も高い貴紳だとわかると、惚れこむ半面、と見くびる気持にもなって、そろそろ奥の手を出しはじめた。 ...
  • そこで、伊豆守は、はじめて、奥の手を出した。 ...
  • 「おい、支倉」 根岸は奥の手を出した。 ...