万感こもごも

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  • 万感こもごも含んだ意味に、霧には聞こえたのだろう。 ...
  • そんな仕草は女の癖としてありきたりだったが、かえって、治夫には万感こもごもにも見えた。 ...
  • 今、故国の土を踏まんとするに際し、万感こもごも至り、余はこれ以上口を開きたくない。 ...
  • 万感こもごもいたり、いろいろと議論もつくしたが、けっきょく明日は極心まで行くつもり。 ...
  • 彼の首都が、敵の手から奇跡のように救われ、あまつさえ愛する孫娘が無事に帰還したことを思うと、万感こもごも胸に迫ってしまったのである。 ...
  • 重厚な文字で、雲弘流指南と書いた看板を表に掲げると、三人の男は万感こもごもいたるといった顔で、しばらくその看板を眺めた。 ...
  • ちょうど真正面を向いた、その端整な鼻を見つめ、もはや毎週この鼻に会うこともできなくなるのかと思うと、万感こもごも到り、俺は思わず宙を仰いだ。
  • 万感こもごも胸にせまって眼がしらをまたしても熱くした。 ...
  • これがあの二十年昔、焼け跡を影のようにさまよい、泥のようにうずくまっていた餓鬼がきの群れかと、万感こもごもでございます。 ...
  • 今日は朝早く起き、お袋にことづける手紙を書きかけたが、万感こもごも来てどうにも書けなかった。 ...
  • しかし、この「去るに臨みて」の万感こもごもは、ぼうっと赤い東京の夜ぞらとともにすぐ消えて、かわりに私は、そこに世界地図の上をいまわる二足の靴を想像する。 ...
  • しかしこの「去るに臨みて」の万感こもごもは、ぼうっと黄黒きぐろい倫敦の露ぞらとともにすぐ消えて、かわりに私は、この一年あまり欧羅巴ヨーロッパ地図の上を自在に這い廻って、いま家路に就こうとしている二足の靴を想像する。 ...
  • 元康自身よりも、その間の忍苦辛酸にんくしんさんを忘れられない三河譜代の老臣たちは、万感こもごも胸にせまって、ひそかにまぶたを熱くしながら、若い両太守たいしゅ交歓こうかんをながめていた。 ...
  • 眺めて、万感こもごもであろう。 ...
  • ユラ 万感こもごもといふやつだ。 ...