万年青の鉢

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  • また寮には実家から持ってきたたくさんの万年青の鉢を置き、大事に世話をしていた。 ...
  • 先年、小説に万年青の鉢と書いたら、誤植されて、万年筆になっていた。 ...
  • 理髪店の店さきには、朝日の光がさわやかに、万年青おもとの鉢を洗つてゐる。
  • その窓の障子が一尺ばかり明いていて、卵の殻を伏せた万年青おもとの鉢が見えている。 ...
  • その窓の障子が一尺ばかり明いてゐて、卵の殻を伏せた万年青おもとの鉢が見えてゐる。 ...
  • そして丁度真ん前に来た時に、意外にも万年青の鉢の上の、今まで鼠色の闇にとざされてゐた背景から、白い顔が浮き出した。 ...
  • 眼をそらすと、縁側に小さい万年青の鉢が置いてある。 ...
  • 間もなく窓に現れた小僧は万年青おもとの鉢の置いてある窓板の上に登って、一しょう懸命背伸びをして籠を吊るしてある麻糸をくぎからはずした。 ...
  • そこへ遊びにやって来た胡堂が「六畳二間で日あたりがよく、万年青おもとの鉢が赤い実をつけ、長火鉢には銅壺がピカピカに磨かれている」のを見て、これだと膝をたたいたという。 ...
  • 建具屋と仕立屋の間に挟まつた小ぢんまりとした二階屋で、その二階の出窓に、万年青おもとの鉢が二つ三つ、晩秋の午後の薄日を浴びて並んでゐた。 ...
  • なかには主人あるじ宗匠そうしょう万年青おもとの鉢を並べた縁先えんさきへ小机を据えしきり天地人てんちじんの順序をつける俳諧はいかいせんに急がしい処であった。 ...
  • なかには主人あるじ宗匠そうしやう万年青おもとはちならべた縁先えんさき小机こづくゑしきり天地人てんちじんの順序をつける俳諧はいかいせんいそがしいところであつた。
  • そのわきにある黒くて細長いのは万年青おもとの鉢かい? ...
  • しかし、そんな大きな屋敷にはさまれた塀と塀の合い間には、薄暗い路地があり、そこには道端に接して格子こうしの窓辺に万年青おもとはちの並んでいるような小さな家が、折り重なるように並んでいた。 ...
  • 広縁の前に大きな植木棚があって、その上に、丸葉の、筒葉の、熨斗のし葉の、みだれ葉の、とりどりさまざまな万年青おもとの鉢がかれこれ二三十、ところもにずらりと置きならべられてある。 ...
  • 大正時代の民家そのまま、木造羽目板、塀は植木の植えこみに竹垣たけがき、竹垣の上には長靴の逆さ干し、玄関には万年青おもとの鉢、万年青のまわりには卵のカラ、という、いまだにサザエさんしている家もある。 ...