一隅に腰

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  • 身を隠すようにさりげなく入り込み、陰になっている一隅に腰を下ろす。 ...
  • やがて二人ふたりは、あるレストランドの二かいの一すみこしをおろした。
  • やくざに近い医者だなと思ひながら、うとうとと、映画館の一隅に腰を掛けてゐた。 ...
  • 僕達は岩壁の突端に辿りついて、誰もゐない一隅に腰を下した。 ...
  • 七時、慈愛にみちた微笑をその顔にたたえながら、レーンは食堂の一隅いちぐうに腰をおろしていた。 ...
  • 金田一耕助は部屋の一隅いちぐうに腰をおろして、ママさんに御自分の眼でよく観察してごらんなさいといわれたこのふたりの青年の、一挙一動を見守っている。 ...
  • 茶店にお客でも来たときには、私がその娘さんを守る意味もあり、のしのし二階から降りていつて、茶店の一隅に腰をおろしゆつくりお茶を飲むのである。 ...
  • 私もまた荷物のなかへ入れて来たピエル・ロチの「安南攻略の想ひ出」をかゝへて談話室の一隅に腰をおろした。
  • ぢつと、待合所の一隅に腰を下ろして、首垂れ切つて待つてゐた。 ...
  • あばたとみつ口を身辺の護衛に立たせておいて、一隅いちぐうに腰をおろし、裁判を聞いているうちに、彼は、そういうすべての不正を見てとった。 ...
  • 今夜も、探偵はカレー=パリ間列車の一等室の一隅に腰をおろしたまま、いかにものんきそうな気のぬけた表情をうかべてはいるものの、頭脳はするどく回転していたのである。 ...
  • 良作は、屋上の一隅いちぐうに腰をおろして、タバコに火を点けた。 ...
  • その夜蟹江は『すみれ』の一隅に腰をおろして、ひとりちびちびと焼酎しょうちゅうのコップを傾けていたのです。 ...
  • ひえびえとした灰色の十二月の夕方、マシュウは台所に入り、重い長靴を脱ごうとしてまき箱のある一隅に腰をおろしたが、アンと仲間の生徒達が、居間で「仙女王」の練習をしている最中だということには、ついぞ気づかなかった。 ...
  • 彼は、ノール広小路の、大きなレストランのしずかな一隅に腰をおろして、コーヒーをゆっくりのみながら、ボワラックの陳述をはじめから再検討してみた、そしてこれまでに裏づけの得られた点を、胸のなかで、ひとつひとつチェックしていった。 ...