一隅に置か

18 の例文 (0.00 秒)
  • 最後に椿つばき南天なんてんの草花などを掘って、根をこも包みにして庭の一隅かたすみに置いた。 ...
  • それほどの平山行蔵だが、ただ酒だけはたるで書斎の一隅に置いてあったというから面白い。 ...
  • 古びたグランドピアノがスタジオの一隅に置かれ、マイクロフォンが適当にセットされる。 ...
  • 弓子はまず弔意を述べて、居室の一隅に置かれた新しい仏壇の中の新しい位牌の前に焼香した。 ...
  • 合宿を終えた一ヵ月後、瑞穂がクラスの友達数人と生協の食堂でコーヒーを飲んでいたとき、そこの一隅に置かれているテレビに、康臣の顔が大写しになったのである。 ...
  • このサークルは、スタインウェイ社の一隅に置かれているため、多くの国際的に著名な芸術家がやって来る。 ...
  • 彼らは、ホールの一隅に置かれた長椅子に腰をおろし、査閲局長からあずかった二〇枚ほどの書類を、手ばやく整理した。 ...
  • アンクルは日本人小学校から手に入れてきたらしい教科書や、マニラ市内パサイにある食料品店の一隅に置いてある日本の古雑誌、古本を買ってきて、教科書に使うように指示した。 ...
  • わけても、伝右衛門が眼をひかれたのは、一隅に置かれてあった十七絃の唐琴からことと小鼓であった。 ...
  • 体の動きが封じられているので、近眼鏡の奥で大きく見張った眼と顔だけを動かし、上下左右を見回していた志功の視線は、応接間の一隅に置かれていた大きな鉢に吸い寄せられた。 ...
  • ちょうど總一郎と知合ったあたりから、志功の作品に、近代的な造型感覚が顕著になっているのが、その証拠で、このころの志功の制作は多分、大原總一郎の存在を、たえず意識の一隅に置いて行なわれていた筈である。 ...
  • 芸といえば、素朴な印象にこだわるようであるけれども、「群盗」の初日に滝沢氏の演じられた弟の独白の場面で、舞台の一隅に置かれた枝蝋燭立てから一本の燃えているローソクが舞台の上に落ちました。 ...
  • これまた大いにわたしの興味をひいたのは、日本人の礼拝の対象、色を塗った小さな木の神像や、袈裟けさや、祭器や、信者がみな自宅の一ぐうに置いている、まさにイタリアのあやつり人形芝居に出て来るようなあの小型の祭壇だった。 ...
  • そこまではしなかったが、それでもやはり、アルダンは、灌木かんぼくを一ダースばかり、ていねいにわらで包み、発射体の一隅に置いてもっていくことにしたのだ。 ...
  • 部屋の一隅に置かれた青いシェエドのスタンドから、朦朧とさして来る鈍い電燈の明りが、顔の半面に薄暗い影を作っているせいか、その支那人の人相はまるで別人のように変っている。 ...
  • 「久しぶりに、どうだ」 三弥は、刀の位置には気づかぬふりして、すわるとすぐ、黒石をつまみ、盤の一隅に置いた。 ...
  • 配船の打ち合わせをすませて、小寺が会議室を出てくると、木材部の一隅に置かれた、余りものらしい会議室用の椅子のうえに、和服姿の中年の女が、草履を脱いで横ずわりにすわって、フランクと談笑しているのが眼に入った。 ...