一隅に席

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  • その晩ロンドンへ帰るときに、われわれは寝台車の一隅いちぐうに席をしめた。 ...
  • 何卒飾棚の一隅に席を与えてくれるようにというのであった。 ...
  • 彼は私に自分の店の一隅に席を与え、私はそこに横になり、彼もまた同じようにして、眠ることにしました。 ...
  • 展望のよい一隅に席を占めた二人は、軽い飲物をオーダーして向かい合った。 ...
  • 渋谷一家と岩村元信はその一隅に席を占めて久しぶりの再会に話をはずませていた。 ...
  • はじめ、ラスコーリニコフは、ゾシーモフが腰かけていたソファの一隅に席を与えようとしたが、そのソファではあまりにもなれなれしヽヽヽヽヽすぎるし、それにそこは寝床にもなっている所だと気がついて、急いで相手にラズーミヒンの椅子を指定した。 ...
  • その晩、ロンドンへの帰りを、私達は寝台車の一隅に席を占めたが、前週の月曜日にダートムアの競馬場で起った出来事を、順序を追ってホームズは話し、そしていかにしてそれを解決するに至ったかを語り聞かせてくれたから、汽車の無聊を感じるどころか、ロス大佐にしても私にしても時間のたつのを知らなかったくらいである。
  • 「あれは迷信ですな」 わたしもまた迷信を排撃して、至つて清潔な海南飯店の一隅に席を占め、老酒を飲みながら待つうちに、注文した料理がどやどやと出て来る。 ...
  • まして、門前ばらいをくわせたラインハルトや、その傍にいたロイエンタールなどが、記憶の一隅に席をあたえるはずもなかった。 ...
  • 「ずいぶん、大した人気なのね」 と、いましも喫茶室の一隅に席を見つけた三人連れのモダン令嬢が、上気した目つきであたりを見回しながら、感嘆したように言った。 ...
  • のみで削ったようなその鋭い横顔に、ちらりと眼を注ぎながら、おやおや、この哲学者さん、いったい何を言い出すことだろうと、美絵もひそかに部屋の一隅に席を占めましたが、やがて相手の論旨が次第に、ある一つの方向をたどりつつあることを悟ると、さすがの彼女も、思わずハッと胸をとどろかせたのです。 ...
  • 河岸かしに急造した桟敷さじき一隅いちぐうに席を求め、まずい弁当を食い、気の抜けたサイダーをみ、そうしてガソリン臭い川風に吹かれながら、日の暮れるのを待った。 ...