一丁字もない

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  • パリでは二泊するが、私も女房もフランス語は目に一丁字いつていじもない。 ...
  • 目に一丁字もない男女が予言を行って狂わぬことがあるものだ。 ...
  • 目に一丁字もないことは問題ではない。 ...
  • 私は眼に一丁字もない彼女が何をするのかと、あやしんだ。 ...
  • およしの継母は、前にもいったようにもともと百姓の出で、目に一丁字もない女であったが、どうして、なかなか一すじ縄でいく女ではなかった。 ...
  • 目に一丁字もない庶民の子で、ただ少児と呼ばれていたのを、少風しょうふうとあらためてやったのも、禽不理だった。 ...
  • 角力トリのある人々は目に一丁字もないかも知れぬが、彼らは、否、すぐれた力士は高度の文化人である。 ...
  • 紹介状を貰うときに東京で聞いたところによると、この宜道という坊さんは、大変性質たちのいい男で、今では修業もだいぶでき上がっていると云う話だったが、会って見ると、まるで一丁字いっていじもない小廝こもののように丁寧ていねいであった。 ...
  • 目に一丁字もないおたまのような女を、宮原がどういうわけで、りに選って後妻になぞ迎えたか、世間の人はあいた口がふさがらなかった。 ...
  • 生国は越後で眼に一丁字もない無学文盲でしたけれども、性来の利発もの、お世辞はないが実直でなかなかたのもしい女でした。 ...
  • おそらく、日本人は、どんな貧乏人の、目に一丁字もないようなものでも、よしんばみすみす明日の米に困ろうとも、人の合力をえ、あわれみを買うために、自分の女房のことをだしに使うなどということは、夢にも考えないだろう。 ...
  • 日本では、目に一丁字もない大衆、仏教哲学など覗いたこともないような貧しい土百姓でも、自分というものが、いろいろなものから集まり成った合成体であるということを、信じているのである。 ...
  • 職業の性質上、目に一丁字もない文士はいないが、一丁字もないと同様、非常識であっても、芸道は、元来非常識なものなのである。 ...
  • ところで、わしがもう三十年このかた連れ添ふうちの婆さんぢやが、恥をいへば目に一丁字もない女なんで。 ...