thamnidiaceae
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しかし本属はこの属のものとは以下の点で異なっている。本属が記載された時点では、本属はさほどの議論抜きでエダケカビ科 Thamnidiaceae に所属させられた。これは主として無性生殖器官の構造に基づくもので、それ以前より小胞子嚢を形成するケカビ類はエダケカビ科とすることが行われてきた。
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Ellis& Hesseltineは を記載した際、それがあまりにケカビに似ていること、特に当時はケカビ属 に所属させていたに非常によく似ているため、これをケカビ科 Mucoraceae に属すべきものと考えた。また、彼らはエダケカビ科 Thamnidiaceae との関係を考えるためにこの種と数種のエダケカビ科の種との間で交配を試み、不完全ながら接合胞子嚢の形成を観察し、この菌がケカビ科とエダケカビ科の間を橋渡しする存在である証拠と見なした。しかし、大胞子嚢と共に小胞子嚢を持つことから、その後この属をエダケカビ科、あるいはコウガイケカビ科とする研究者が多かった。
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