黙り

全て 動詞 名詞
3,043 の用例 (0.01 秒)
  • こう黙りこんでしまっては、これ以上なにを言っても無駄だと私は見た。 ストーカー/平井呈一訳『吸血鬼ドラキュラ』より引用
  • お駒ちゃんはやっぱり気持ちの悪そうな顔をして、黙りこんでいるのだ。 林不忘『巷説享保図絵』より引用
  • すぐ黙りこんでしまうあたしに、井上が自然な口調で話を振ってくれる。 野村美月『文学少女シリーズ11 “文学少女”と恋する挿話集2』より引用
  • そのまま黙りこんでいると、十人近い客が入ってきてなか程の席に坐る。 渡辺淳一『メトレス 愛人』より引用
  • 瀬川氏はそういうと、それきり魚のように黙りこんでしまったのである。 横溝正史『花髑髏』より引用
  • 女が何かたずねていたが、彼はそれに答えたくない様子で黙りこんでいた。 シムノン/長島良三訳『メグレ氏ニューヨークへ行く』より引用
  • すでに菊栄はかれら兄弟に話しかけようとせず不機嫌に黙りこんでいた。 大江健三郎『死者の奢り・飼育』より引用
  • 二本めのビールが空になるころには、二人とも黙りがちになっていた。 川上弘美『センセイの鞄』より引用
  • 差し向かいで黙りこんでいるのはもうこれで十分、と判断したわけだ。 サキ『ザ・ベスト・オブ・サキⅠ』より引用
  • 黙りこんだ母娘の耳に、長い貨物列車の通りすぎる音ばかりが響いた。 中井英夫『とらんぷ譚』より引用
  • 人々はしばらく石のように黙りこんだまま、一言も口をきかなかった。 横溝正史『悪魔の設計図』より引用
  • 立っていた客たちも、あいまいに黙りこんで前部の座席へ戻って行った。 大江健三郎『死者の奢り・飼育』より引用
  • もしうまく話ができたとしても、今度は大姐が黙りこむ番かもしれない。 加藤幸子『夢の壁・北京海棠の街』より引用
  • 卯女はそう言うと、不意に黙りこんで下を流れる五間川に眼を投げた。 藤沢周平『隠し剣孤影抄』より引用
  • 館の主は真剣な顔で黙りこんでいたが、やがて考え考え口を開いた。 茅田砂胡『デルフィニア戦記 第02巻 「黄金の戦女神」』より引用
  • 左右から実に息の合った攻撃を受けて、男はまた憮然と黙りこんだものだ。 茅田砂胡『デルフィニア戦記 第04巻』より引用
  • 車が七十五番街の大きなアパートの前で停まるまでみんな黙りこんでいた。 クイーン/石川年訳『ローマ劇場毒殺事件』より引用
  • ふたりは、ときどきぼんやり考えこんで黙りこんでいることがあった。 林不忘『巷説享保図絵』より引用
  • その少し手前から黙りがちになっていたので、説子にも見当はついていた。 赤川次郎『黒い壁』より引用
  • この時も、帰りの車の中の阿南は黙りがちであった、と林秘書官は語る。 角田房子『一死、大罪を謝す』より引用
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