黄いろい

全て 形容詞
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  • と、黄いろいガスの中から出て来たのは、外ならぬ蟻田博士の顔だった。 海野十三『火星兵団』より引用
  • がすぐに彼は、黄いろい通行券をつけられたる自由の何物であるかを見た。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • 元が見ていると、澄んだ冷たい緑色の大洋に、黄いろいすじがあらわれた。 パール・バック/大久保康雄訳『大地(3部)』より引用
  • びっくりして不満そうに脚をうごかしている黄いろいかにの山もあった。 パール・バック/大久保康雄訳『大地(1部)』より引用
  • 遠く見える明神さまの大銀杏がそろそろ黄いろいものを見せはじめてきた。 正岡容『小説 円朝』より引用
  • 黄いろい街灯の下をゴソゴソうように歩いている二人連ふたりづれの人影があった。 海野十三『見えざる敵』より引用
  • 春は赤く夏は白く秋は黄いろく、秋が黄いろになると葡萄ぶどうむらさきになる。 宮沢賢治『土神ときつね』より引用
  • 服は黄いろく、手には青竜刀せいりゆうとうを持って、それを振上げ振上げ駆けていた。 坪田譲治『新編 坪田譲治童話集』より引用
  • 彼はさつき無造作にすれちがつてしまつた黄いろい帽子の娘を思ひ浮べた。 堀辰雄『ルウベンスの偽画』より引用
  • 彼は黄いろい紙に書いた一枚の契約書を力にしていた。 芥川龍之介『或阿呆の一生・侏儒の言葉』より引用
  • 彼は黄いろい紙に書いた一枚の契約書を力にしてゐた。 芥川竜之介『或阿呆の一生』より引用
  • はるかのかたで、小さな黄いろい光が二つ、道のカーヴを曲がっている。 ドイル/延原謙訳『ドイル傑作集 海賊編』より引用
  • 私はホームズのうしろからのぞきこんで、黄いろく変色した書類を見た。 ドイル/延原謙訳『バスカヴィル家の犬』より引用
  • 黄いろい表紙をした「希臘神話」は子供の為に書かれたものらしかった。 芥川竜之介『歯車』より引用
  • の前には沢山水が流れていましたが、黄いろい色をした泥水でした。 竹久夢二『誰が・何時・何処で・何をした』より引用
  • その石標の灰色の頭を太陽が黄いろく照らして、ふと私に夏を思わせました。 エミリー・ブロンテ/田中西二郎訳『嵐が丘』より引用
  • 占う者は常にその墓の上に、黄いろい気が数丈の高さにのぼっているのを見た。 岡本綺堂『中国怪奇小説集』より引用
  • その黄いろい分界線は、まるで手で描いたようにはっきりしていた。 パール・バック/大久保康雄訳『大地(3部)』より引用
  • 夫人は鏡面ごしに、このところひどく黄いろくしなびた夫の顔を眺めた。 丘丘十郎『ヒルミ夫人の冷蔵鞄』より引用
  • わたしはスタンドの黄いろい灯火が照らしている机の上に目をやった。 カー/平井圭一訳『黒死荘殺人事件』より引用
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