麻氐良布神社
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本尊は十一面観音。この寺は、747年行基によって開かれたと伝えられ、麻氐良布神社の別当寺であった。もとは筑後川の近くにあったが、その後現在地に移された。
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そして天皇の死後、赤鬼山の神である事代主神の妻・天津羽羽神を祀る社殿に天皇の霊を合祀したと伝える。今日の通説では、『日本書紀』の記事に対して「朝倉橘広庭宮」は福岡県朝倉市山田または朝倉市須川、「朝倉社」は麻氐良布神社に比定される。百済救援の行軍であることからして常識的には土佐説よりはこの筑紫説が採られるが、『風土記』や『延喜式』に「朝倉郷の社/朝倉神社」と明記されていることを基に、土佐説の指摘が中世以来の史料で散見される。
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