鵝梨
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名詞
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家居千里、日は時を移さず、緊急の軍情には、時は刻を過さず。早には山東に向て黍米を餐し、晩には魏府に来って鵝梨を吃す。さて戴宗は梁山泊をあとにして薊州へとむかったが、四枚の甲馬を脚にくくりつけて神行の術をつかい、道中の飲み食いはお茶と精進ものばかり。
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やがて二三更かとおぼしきころだった、奥の方からどやどやと子分たちが四五人出てきたかと思うと、 「親分がお起きだぞ」 といい、あかりの芯を切って火をかきたてた。宋江がそっとうかがって見ると、そこへ出てきた親分というのは、髪は鵝梨の形の髷に結い、それを紅い絹の布で包み、赤茶色の麻の衲襖を着こんでいる。出てきて、真中の虎皮の床几に腰をおろした。
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