鳴り渡り

全て 動詞
69 の用例 (0.00 秒)
  • 同時に警報が鳴り渡りましてね、担当の三人は右往左往してましたよ。 高千穂遙『クラッシャージョウシリーズ03 銀河系最後の秘宝』より引用
  • 強い声は上品なこの陳列室に鳴り渡り、ガラスのケースを震動させた。 カー/長谷川修二訳『青銅ランプの呪い』より引用
  • 最後はニ長調主和音が鳴り渡り、ディミヌエンドして静かに消えてゆく。
  • ホームにベルが鳴り渡り、真新しい地下鉄車両がゆっくりと発車する。 姉小路祐『動く不動産』より引用
  • 応戦の砲音に混りて、パリーンというがごとき異様の音響鳴り渡り来る。 山田風太郎『戦中派不戦日記』より引用
  • 浚渫船のクレインの響きが港一杯に鳴り渡り、目醒ましい水煙をあげてゐた。 牧野信一『城ヶ島の春』より引用
  • 足音は遠雷のごとく鳴り渡り、人々は我先にと走る群れ、群れ、群れ。 言乃葉『出席番号32番 衛宮』より引用
  • と叫びました、森閑とした森に、その声が真に山彦の精に似て鳴り渡りました。 牧野信一『祝福された星の歌』より引用
  • 各所のボルトを締める音が鳴り渡り、観客が腰を下ろす板が張られていく。 言乃葉『出席番号32番 衛宮』より引用
  • そして二人は一緒にたいそう泣いて、山々は二人の呻き声で鳴り渡り、二人はとうとう気を失って倒れてしまったほどでした。 佐藤正彰訳『千一夜物語 05』より引用
  • 労働者暴動起すとの報で市内に警報が鳴り渡り、市民軍総出動となったのは午後二時である。 良知力『向う岸からの世界史 ―一つのの四八年革命史論』より引用
  • 港にはサイレンが鳴り渡り、港内に停泊中の船は急いでいかりを上げて港の外、沖へ向って避難をはじめた。 三浦哲郎『真夜中のサーカス』より引用
  • パトカーのサイレンが表に鳴り渡り、空にはヘリコプターのエンジンの音が響く。 大塚公子『死刑囚の最後の瞬間』より引用
  • ラッパが鳴り渡り、派手な格好の進行役の男が進み出て、これより抜き勝負をはじめると宣言したのだ。 眉村卓『不定期エスパー1』より引用
  • 昼休みの終わりを告げるベルが鳴り渡り、二人はホッとした。 酒井美意子『ある華族の昭和史』より引用
  • 遅れて物見台の竹法螺が鳴り渡り、泡を食った兵たちがろくに武装もできぬまま飛び出してくる。 小川一水『時砂の王』より引用
  • ジョージは、出帆の鐘が別れの合図を告げて鳴り渡り、マークスが橋板を渡って岸へ下りて行くのを見て、満足した。 ストウ/山屋三郎・大久保博訳『アンクル・トムズ・ケビン(下)』より引用
  • 最後の一句はたからかに鉄也の耳底に鳴り渡り、やがてガンガンと頭のなかを駆けめぐった。 横溝正史『金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家 下』より引用
  • 普通なら、ベルがホームに鳴り渡り、笛まで鳴ったら、あわてて駆けて来るか、ドアから飛び込んで来るものだ。 赤川次郎『告別』より引用
  • 突然ラッパが喨々りょうりょうと鳴り渡り、人々は玉座のの両側に退いた。 バローズ『火星シリーズ10 火星の古代帝国』より引用
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鳴り渡り の使われ方