鳴りをひそめ

218 の用例 (0.00 秒)
  • しばらくはこのご邸内に鳴りをひそめておられるほうがようござります。 杉本苑子『絵島疑獄(下)』より引用
  • 革命中鳴りをひそめていた警察スパイがこのときとばかりうろつき出した。 良知力『向う岸からの世界史 ―一つのの四八年革命史論』より引用
  • しばらく鳴りをひそめていたロシアは東部戦線での夏期攻勢を始めたという。 伊藤整『太平洋戦争日記(三)』より引用
  • これには織田家の諸将は一様に鳴りをひそめ、と、首のすくむ思いがした。 司馬遼太郎『国盗り物語』より引用
  • それまで鳴りをひそめていた機械が、一度に動き出したようだった。 泡坂妻夫『湖底のまつり』より引用
  • 萎縮いしゅくしているのか、鳴りをひそめているのか、まだ表層に現れてないのか。 小野不由美『悪夢の棲む家 (下) 挿絵あり』より引用
  • 田んぼが色づくのを見てからは、復興反対派の人々も、鳴りをひそめた。 三浦綾子『続泥流地帯 草のうた』より引用
  • この上とも、せいぜい明日あすの船出までは、鳴りをひそめていることじゃ。 吉川英治『鳴門秘帖』より引用
  • 二人のイビキが大きいので、カエルが鳴りをひそめたというのである。 戸板康二『新ちょっといい話』より引用
  • 灰色の大きな図体は鳴りをひそめた「戦闘艦」がもやっているように見えた。 小林多喜二『工場細胞』より引用
  • 長い午後のあいだ、村は鳴りをひそめて死んだように見えた。 トウェイン/大久保康雄訳『トム・ソーヤーの冒険』より引用
  • 同時にしばらく鳴りをひそめていた感じの分裂病的症状が、またあらわれてきた。 森村誠一『精神分析殺人事件』より引用
  • しかし巨人に移籍してからは奇抜なファッションは鳴りをひそめた。
  • かれらをそこでじっと鳴りをひそめているのだろうか? P・J・ファーマー『階層宇宙の危機』より引用
  • エンジンの音がやんだいっとき、彼にはすべての音が鳴りをひそめたかと思われた。 コンラッド/田中西二郎訳『青春・台風』より引用
  • いままでこのお藤姐御の家に鳴りをひそめて、ほとぼりをさましていたので。 林不忘『丹下左膳』より引用
  • ここ数世紀、かれは灰色山脈にある難攻不落の要塞ようさいで鳴りをひそめている。 ヨーヴィル『ドラッケンフェルズ』より引用
  • この天皇機関説論争は大正時代は鳴りをひそめ、底流としてよどんでいた。 豊田穣『松岡洋右――悲劇の外交官――(下)』より引用
  • だが、それもずいぶん挽回したし、やつらもここしばらく鳴りをひそめている。 ナポレオン・ソロ・シリーズ『16 コンピューター戦争』より引用
  • 共産軍はここ三日ばかりすっかり鳴りをひそめていたのだ。 リチャード・フッカー『マッシュ』より引用
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