鬱陶しい

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  • 自分に懐かない娘のことを、今では彼も鬱陶うつとうしく感じているようだった。 大石圭『飼育する男』より引用
  • それを聞かれていた頃、要子はその言葉がいちばん鬱陶うつとうしく感じられた。 唯川恵『不運な女神』より引用
  • とにかく彼の方は、そんなものを見るのは鬱陶うつとうしさのかぎりなのだが。 山田風太郎『伊賀の聴恋器』より引用
  • 何か城をあけ渡すことを迫られているような、そんな鬱陶うつとうしさがあった。 井上靖『星と祭上』より引用
  • 日頃は鬱陶うっとうしいと感じている学園生活の片鱗へんりんが、変なところで顔を出す。 今野緒雪『マリア様がみてる 09 チェリーブロッサム』より引用
  • ホストはそう言うと、鬱陶しそうな前髪の隙間から私の顔を覗き込んだ。 加藤実秋『インディゴの夜 全4話』より引用
  • おつると話をしている内に胸の中の鬱陶うつとうしいものが消えて行くような気がした。 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 さんだらぼっち』より引用
  • いつもは鬱陶しいと思ってはいても、母亡き後はただ一人の親である。 仁木英之『僕僕先生』より引用
  • 忍にしてみれば、それこそ迷惑、鬱陶しいと思われていても仕方がない。 西尾維新『化物語(下)』より引用
  • と、彼は言ったが、その念を押すような調子を、自分で鬱陶うっとうしく感じた。 吉行淳之介『砂の上の植物群』より引用
  • しかしそれはやはり投げやりで、鬱陶うっとうしがっている風の返答でもあった。 西尾維新『猫物語(黒)』より引用
  • ただの間違い電話でも、鬱陶うっとうしい宗教の勧誘よりはましだってだけの話だ。 富永浩史『スフィア ―哀しみの青想圏―』より引用
  • 鬱陶うっとうしそうに頭をかく聖は、昼寝の後の子供のような顔をしていた。 今野緒雪『マリア様がみてる 08 いとしき歳月(後編)』より引用
  • いつもは嬉しいサービスだと思っていたが、こんな時は逆に鬱陶うつとうしい。 高橋克彦『南朝迷路』より引用
  • 死ぬというほどのことではないが、非常に鬱陶しい目に遭いそうな気がする。 筒井康隆『原始人』より引用
  • そんなふうに言われることは、井崎にとっては鬱陶うつとうしいだけのことである。 山口瞳『人殺し(上)』より引用
  • 鬱陶うっとうしそうで見下してそうで、ぼくを単なる異常者としか見てない顔だった。 入間人間『嘘つきみーくんと優しい恋日先生』より引用
  • 心が動揺していると新聞活字が眼の負担になって、鬱陶うつとうしく見えた。 松本清張『火と汐』より引用
  • 鬱陶うつとうしいとしか言いようがない連中だが、魔物の動きを知る指標にはなる。 新田一実『暗闇の狩人 霊感探偵倶楽部』より引用
  • 外は相変わらず、もやとも霧ともつかない鬱陶しい空気にとり囲まれていた。 樋口有介『彼女はたぶん魔法を使う』より引用
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鬱陶しい の使われ方