驀地

全て 副詞
81 の用例 (0.00 秒)
  • 何方どっちに変るか自分でも分らないような気分が驀地まっしぐらに悪い方に傾いて来た。 有島武郎『カインの末裔』より引用
  • 汽車はどこを走っているのだろう、ただ暗闇の中を驀地まっしぐらに進んで行くのだ。 大倉燁子『むかでの跫音』より引用
  • 夫人は先に立って円タクを交渉し、京浜国道を驀地まっしぐらに大森の方へ走らせた。 大倉燁子『情鬼』より引用
  • さうして彼は馬を見つけると、それに跳びのつて、驀地まつしぐらに駈けらせた。 リルケ・ライネル・マリア『旗手クリストフ・リルケ抄』より引用
  • 八時に札幌をった列車は、雪さえ黒く見えるような闇の中を驀地まっしぐらに走りだした。 有島武郎『星座』より引用
  • 私は私の道を驀地まっしぐらに走って行く外はない。 有島武郎『惜みなく愛は奪う』より引用
  • それから国土は下り坂になって、汽車は南方の平野に向って驀地まっしぐらに走った。 斎藤茂吉『ドナウ源流行』より引用
  • さすがに争ひかねてお峯の渋々たたずめるを、見も返らで夫は驀地まつしぐらかどを出でぬ。 尾崎紅葉『金色夜叉』より引用
  • 道があろうと、無かろうと、斯速力で世界の果まで驀地まっしぐらに駈けて見たくなった。 徳冨蘆花『みみずのたはこと』より引用
  • 槍で武装された悍馬百頭は、奔流のごとく驀地まつしぐらに、徳川勢の陣へ、突進した。 柴田錬三郎『決闘者 宮本武蔵(上)』より引用
  • これからすぐにお葉の行方を追うつもりであろう、彼はもと来しかた直驀地まっしぐらに駈けて行った。 岡本綺堂『飛騨の怪談』より引用
  • 音のようすでその辺りに巨大な穴でも開いていて、そうして大河が驀地まっしぐらにそれへ落ち込んでいるようであった。 国枝史郎『神州纐纈城』より引用
  • 彼らは驀地に進み了して曠如こうじょ吾家わがやに帰り来りたる英霊漢である。 夏目漱石『趣味の遺伝』より引用
  • それだから吾々われわれてん表示へうじ確信かくしんして驀地まつしぐらすすまむとするのだ。 出口王仁三郎『霊界物語 rm 70 20080623』より引用
  • 音のようすで其の辺に巨大な穴でも開いていて、そうして大河が驀地まっしぐらに夫れへ落ち込んでいるようであった。 国枝史郎『神州纐纈城』より引用
  • 暗闇の千葉街道を、驀地まっしぐらに、疾走しているのは、世田せたの自動車大隊だった。 海野十三『空襲葬送曲』より引用
  • そして君は驀地まっしぐらに労働生活の真中心まっただなかに乗り出した。 有島武郎『小さき者へ・生れ出づる悩み』より引用
  • 私は弥次馬に追越されたくなかったので、驀地まっしぐらに駈けだした。 海野十三『西湖の屍人』より引用
  • それが見る見る大きさを増して、隕星いんせいのように白い尾を長く引きながら、音も立てずに驀地まっしぐらに落して来る。 有島武郎『小さき者へ・生れ出づる悩み』より引用
  • しかしながらかねてからある不安なしにではなく考えていたことが、驀地まっしぐらに近づいてきているような一種の心の圧迫を感じ始めているのは明かだった。 有島武郎『星座』より引用
  • 次へ »

驀地 の使われ方