駈ける

全て 動詞
225 の用例 (0.01 秒)
  • 雲と一緒に駈けられるなんていふことは、誰にだつて出来やしないよ。 ファーブル・ジャン・アンリ『科学の不思議』より引用
  • 刑事達はそのポケットから麻縄を出しながらばたばたっと駈けて行った。 佐左木俊郎『三稜鏡』より引用
  • それを望んで駈け付けると、やはりなんにも知らないというのである。 岡本綺堂『中国怪奇小説集』より引用
  • そこへ又九名の者が駈けつけてきて、追手の数は二十三名となつた。 坂口安吾『イノチガケ』より引用
  • その幸之助と駈け落ちをしたとあれば、お北は明らかに不義密通ふぎみっつうである。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • すぐさまけつけてくれた専門家の説明によって、一切は明らかになった。 海野十三『暗号数字』より引用
  • 近くにいた人たち五、六人が駈けつけたが、ワアワア騒ぐばかりだった。 海野十三『流線間諜』より引用
  • 男はちよ足淀あしよどみして、直ぐまた私の立つてゐる前を醫者の方へ駈け出した。 石川啄木『二筋の血』より引用
  • 暫く佇んでいたが、一言の答えはなくとも、やがて元気よく駈け去った。 坂口安吾『おみな』より引用
  • と思ううちに、一人の男がこの雨に追われたように駈け込んで来た。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • それが僕に可能であつたら、空を駈けても探したいと思ふのです。 坂口安吾『吹雪物語』より引用
  • 頭部に白い繃帯をまいた男を、細君らしいのが背負って駈けだしてゆく。 海野十三『棺桶の花嫁』より引用
  • といっているところへ、これは廊下をばたばたと駈けて来た裸の役人がいた。 海野十三『地軸作戦』より引用
  • 不運にも私の背後から駈け出して来た運転手が一撃のもとに仆された。 海野十三『空中墳墓』より引用
  • 衆は立つ足もなくあわて惑う、牛あれて一りにけ散らして飛びく。 泉鏡花『夜叉ヶ池』より引用
  • その一人は道場へも知らせに行ったので、残っている者もみんな駈け出した。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 彼は身体からだを横にして、そぞろ歩いている人々の肩の間を駈け抜けた。 佐左木俊郎『指と指環』より引用
  • お台所に、駈けつけてみると果たして肉鍋は、火の上で割れてゐました。 小熊秀雄『小熊秀雄全集-14 』より引用
  • それには云い知れない一種の不安も伴って、彼は無言で逃げるように駈け出した。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 医者が駈けつけて来るとしても、それまで自分ひとりでどうすればいゝのか? 岸田国士『記憶のいたづら』より引用
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