駆ける

全て 動詞
905 の用例 (0.01 秒)
  • そして夜鴉よがらすのような群ら影を躍らせて児屋郷の長い田圃道たんぼみちを駆けきそった。 吉川英治『黒田如水』より引用
  • くうを切って駆ける二つの黒い塊がみるみる笹原の向こうに消えて行った。 上西晴治『十勝平野(上)』より引用
  • 空を駆ける事ができ、十二国世界の生き物の中で最も脚が速いとされる。
  • 人々の考えや思いや表現は、電子の流れに乗って一瞬に地球を駆けめぐる。 富田倫生『本の未来』より引用
  • テーブルから逃げ出し、急いで駆けよってきた父親の腕に倒れかかった。 カフカ/川崎芳隆訳『変身』より引用
  • わたしは階段の最後の数段を一気に駆けあがるなり、部屋へとびこんだ。 アンブラー/田村隆一訳『あるスパイの墓碑銘』より引用
  • わたしはあなたを追って、雨の中をここまで駆けてきたのでしょうか。 植松真人『逢瀬までの。』より引用
  • でも、わたくしは食堂にいたのですが、すぐに階段を駆け上りました。 ドイル・アーサー・コナン『唇のねじれた男』より引用
  • 下着姿になり、脱いだ服を片手に持ち、彼女は奥の階段を駆け上がった。 片岡義男『物のかたちのバラッド』より引用
  • 知人しるひとが多く駆け附けた中に、数日前にいとまを遣つた仲間が一人交つてゐた。 森鴎外『伊沢蘭軒』より引用
  • しかし新たに聞こえてきたのは、いくつもの足が階段を駆けあがってくる音だ。 ヴィンジ『最果ての銀河船団(下)』より引用
  • 階段を駆け下りた女たちは、いたわるようにみのりを長椅子ながいすに連れていった。 松本泰『宝石の序曲』より引用
  • 世のちまたに駆けめぐる人は目のみを鋭く働かしめて耳を用いざるものなり。 国木田独歩『わかれ』より引用
  • 女たちも子供たちも、みな秀次の首に駆けよって、最後の別れを告げた。 桐生操『美しき殺人法100』より引用
  • 一緒に駆けまわっていらっしゃいと、私たちは両方の母から言われた。 ユゴー・ヴィクトル『死刑囚最後の日』より引用
  • だれも彼も、女も子供も、犬までも駆け下りてきて私たちにあいさつした。 ニコル『C・W・ニコルの自然記』より引用
  • 階段室まで来ると、下から誰かが駆け上がってくる足音が大きくなりつつある。 森博嗣『G 02 θは遊んでくれたよ』より引用
  • 労働者たちはあわてたようすで戸口に向かって駆けていった。 松岡圭祐『千里眼 美由紀の正体 上』より引用
  • 風呂敷包みの方に駆けよった子どもたちに、父親は舟の上から怒鳴った。 石牟礼道子『十六夜橋』より引用
  • ところがこのドイツ人は、駆けてゆかないで自転車を持ちだしている。 ドイル『プライオリ学校』より引用
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