駆ける

全て 動詞
905 の用例 (0.01 秒)
  • その池の上の廊下を子供が二、三人ばたばた駆け歩いているのが見えた。 寺田寅彦『猫の穴掘り』より引用
  • さきほどまでの自分の位置へ駆け戻りながら、今度は洋介が声を上げた。 片岡義男『夏と少年の短篇』より引用
  • 彼等の足が私の家の古い階段をがたがたっと駆け上る音が私に聞えた。 スティーブンソン・ロバート・ルイス『宝島』より引用
  • その青年も馬車について駆けていたが、やはりあとから飛び乗っていた。 水野葉舟『黄昏』より引用
  • その時に最前のとは違った給仕が一人、階段を駆け上って来る音がした。 夢野久作『少女地獄』より引用
  • 非常階段を大勢が駆け上ってくる音と怒声はすぐそこまで迫ってきていた。 竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 07 皆殺し編TIPS』より引用
  • 二人の飛行家がその上で狂人の如く駆けまわっているのがよく見えた。 小出楢重『油絵新技法』より引用
  • まさかあれを取るためにああ急いで駆けて行ったのでもあるまいが。 寺田寅彦『雑記(Ⅱ)』より引用
  • 決して駆けようとはしなかった彼の方が幸福だったと言えるかもしれない。 辻井喬『いつもと同じ春』より引用
  • 私は駆けながら、私自身を探しているかのような錯覚に陥っていました。 植松真人『主よ、人の望みの喜びよ』より引用
  • 聞えない程に云つて逃げるやうに薔薇の帽が上り口の石段を駆け上つた。 与謝野晶子『午後』より引用
  • その人影の隠れた御米蔵をめざして、米友は一目散いちもくさんに駆けて行きました。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • でもそんなのに目もくれず家士らは列の左右をけって乗物に近寄った。 五味康祐『刺客(せっかく)』より引用
  • 男は目を開けそうになるのをこらえ、何も見えないまま山を駆け下りる。 乙一『平面いぬ。』より引用
  • 腹立ちに目がくらんだ他の二人はその上にかぶさるように駆け降りたわ。 アレティーノ/結城豊太訳『ラジオナメンティ』より引用
  • そして三十分後には、りっぱな副馬そえうまをつけて大駆けに同じ所を通っていた。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • かつての支配者たちは、山がちな土地を駆けまわる山賊集団だったのだ。 ヴィンジ『最果ての銀河船団(下)』より引用
  • 自分の眼の前を、追われるように夢中で駆けて行く男の姿を見たのだ。 織田作之助『夜光虫』より引用
  • 一つ、ゆるい坂を上って下ったと思うと、馬車はさらに勢いよく駆けた。 水野葉舟『遠野へ』より引用
  • 大河の小さな手を取って、二人してどこまでも駆けていくことを想像する。 竹宮ゆゆこ『とらドラ! 第10巻』より引用
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