馴れなれしい

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  • 小憎らしい顔つきで入って来るだろうか、馴れなれしくするだろうか? モーム/田中西二郎訳『ロータス・イーター』より引用
  • 美緒にはれなれしい口をきいていた江美も、丁寧な言葉づかいで訊いた。 深谷忠記『長崎・壱岐殺人ライン』より引用
  • と、薄いブルーのサングラスをかけた男はれなれしく片手を挙げた。 深谷忠記『長崎・壱岐殺人ライン』より引用
  • そういう関係だとしても、人前でする仕種にしては馴れなれしすぎる。 安部公房『方舟さくら丸』より引用
  • 千枝太郎は馴れなれしく話しかけて、彼の名が小源二こげんじということまでも聞いてしまった。 岡本綺堂『玉藻の前』より引用
  • こういう馴れなれしい口をきかれるようなことは思いあたらない。 藤沢周平『よろずや平四郎活人剣(上)』より引用
  • その亜津子は、庭先からお茶を飲みに来たようなれなれしさで私に接近して来た。 半村良『聖母伝説』より引用
  • 急にれなれしく話しかけてきた篠田に、一瞬、万穂子は不快さを感じた。 藤堂志津子『ジョーカー』より引用
  • 思い出すと同時に、女が示した馴れなれしさにも納得がいった。 神吉拓郎『私生活』より引用
  • 私は、自分の口から急にれなれしい口調が出たのにおどろいたが、こんなことはよくあることだった。 村松友視『上海ララバイ』より引用
  • 男はそう言って元司の顔をのぞくと、馴れなれしい笑い声をあげた。 藤沢周平『回天の門』より引用
  • 話し始めたときよりれなれしい言葉づかいになっていた。 深谷忠記『長崎・壱岐殺人ライン』より引用
  • むこうではなんにも知らないような風で馴れなれしく話しかけたが、こっちは気が咎めてならなかった。 岡本綺堂『籠釣瓶』より引用
  • いままで心のうちに隠れていたその記憶を引き出したのは、むろんたったいまみさが示した馴れなれしい媚態だろう。 藤沢周平『三屋清左衛門残日録』より引用
  • 無礼で馴れなれしい彼の態度が、ペンベリーの決心をいっそう強いものにした。 フリーマン・リチャード オースティン『予謀殺人』より引用
  • 丁度いい人に出逢ったと云うように、吉五郎は馴れなれしく摺り寄って来た。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 「こっちに芝口の三甚が来ているね」と、男は馴れなれしく云った。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 男と女とが少し馴れなれしくことばをかわしていると、お花は必ずこれを意味ありげに解釈しなければ気が済まなかった。 岡本綺堂『両国の秋』より引用
  • 「もし、おかみさんえ」と、半七は近寄って馴れなれしく声をかけた。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 家庭の主婦にしては馴れなれしい口のききようである。 神吉拓郎『私生活』より引用