馳せる

全て 動詞
460 の用例 (0.00 秒)
  • とはいえ、いなくなった人のことに思いをせるより自分のことだった。 入間人間『電波女と青春男 第06巻』より引用
  • そんな彼が伝説として語られるようになってから、名を馳せる事になる。
  • 百七十五里の間を、江戸を出て四日半の短時日にせおうせたのである。 大佛次郎『赤穂浪士(上)』より引用
  • 私は外に立って、右と左とへ別れて馳せ去ってゆく二台の俥を見送った。 豊島与志雄『生と死との記録』より引用
  • 森をなお、奥の方へ二つの靴が、全力をあげて馳せ逃げたあともあった。 黒島伝治『氷河』より引用
  • この若者が過去に想いを馳せるなど、考えられないことだったのである。 菊地秀行『吸血鬼ハンター06 D-聖魔遍歴』より引用
  • いかに自分が卑小な存在であるかに思いをせないわけにはいかないのだ。 山田正紀『謀殺のチェス・ゲーム』より引用
  • そして、そこへせ寄ってみたが、すでに、おこのは死体となっていた。 柴田錬三郎『岡っ引どぶ 巻三』より引用
  • 離れている少年は、その時に、つつと橋板の方までせ寄って来ました。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 闇の中で一人になった亜衣は殺された香一郎の心に思いを馳せる。
  • わたしには特殊な力がそなわっていて、その特技で名を馳せているわけ。 セルバンテス/荻内勝之訳『ペルシーレス(上)』より引用
  • まして文学に思ひを馳せてゐるなんてことは父は少しも知らなかつた。 牧野信一『父を売る子』より引用
  • 首を出して見ると斜に糸の如く降る雨を突いて一輛の馬車が馳せて来る。 国木田独歩『空知川の岸辺』より引用
  • それがあるからこそ、僕たちはそのことに思いを馳せるのではないだろうか。 大崎善生『アジアンタムブルー』より引用
  • ここに細川家の次男坊が、それに応じてせ参じたことが判明してみよ。 山田風太郎『伊賀の聴恋器』より引用
  • 故に数千里を占めて近まることなく、又数十日を馳せてつかれることなし。 五味康祐『刺客(せっかく)』より引用
  • 報告書は麾下きか陳歩楽ちんほらくという者が身に帯びて、単身都へせるのである。 中島敦『李陵』より引用
  • 僕は勢ひ日本の古典劇といふものに想ひを馳せざるを得なくなつた。 岸田国士『芝居と僕』より引用
  • おひおひ集まる人々の中には遠く東京よりわざわざせ参じた人もあつた。 出口王仁三郎『三鏡 『水鏡』『月鏡』『玉鏡』 kgm 2 20060303』より引用
  • 団体客全体が、挙げて叫喚怒号して、この場へせつけて来るのでした。 中里介山『大菩薩峠』より引用
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