馬耳東風

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  • 所有権より来る困難厄介の問題、いかに神聖の教ありとも、馬耳東風。 ...
  • そのときまで、バービケインは、議論を馬耳東風ばじとうふうと聞き流していた。 ...
  • 財前は次期教授の座を得るため、表面上は上手に受け流すも馬耳東風。 ...
  • 三谷が信書の秘密を持ち出して、何度叱ろうと、これだけは馬耳東風である。 ...
  • しかし、霊公の耳には国人の誹謗も馬耳東風であった。 ...
  • 連れがあとから追ってきて、とまってくれ、待ってくれ、もっとゆっくり歩いてくれ、としきりに声をかけているのに馬耳東風である。 ...
  • アメリカの学生が、こういった理由を持ち出しても、そのほとんどが嘘であることは、その時までの経験から知っていたので、私は馬耳東風に受け流していた。 ...
  • 後半はエリオじゃなくて大宇宙の意志が大いに絡んでいたので馬耳東風に徹した。 ...
  • 事務部長なんか、また始まったか、ぐらいにしか思ってないから馬耳東風をきめこんで涼しい顔をしてるよ。 ...
  • ルネの超然とした態度にも、彼女のほうでも馬耳東風と受け流しておきながら、そのじつルネには警戒しなければいけないということを、少くとも彼女は心得ていたのではあるまいか? ...
  • ひどく優雅で上品な顔なのだが、よくまアこんなにハリアイのない心なのだろう、と、私は女の笑い顔を見ていつもそればかりしか考えないが、女は又馬耳東風ばじとうふうでただ笑っているだけのことである。 ...
  • そうかと思うとまたある時は、他人の屋敷の門扉もんぴをみずからとりこわしておき、そこは太古から通路のあったところだからといって、その家の主人が家宅侵入かたくしんにゆうだととがめるのも馬耳東風ばじとうふうだったこともあるそうだ。 ...
  • これに限ってはどのルートでも、多分彼女は、僕の話なんて、大抵は馬耳東風ばじとうふうだっただろう。
  • 博士は私の徒らな没頭を案じ嗤つて、屡々忠告の言葉を寄せたが、私は恋愛者のやうに馬耳東風だつた。 ...
  • 忠告的の書物が幾らあったところが、先生らの耳には馬耳東風ばじとうふうというより見も聞きもせず、いわゆる余所よその国にある結構けっこうな宝物とちっとも違わんのでありますから、何の役にも立たんです。
  • 志賀はまだ出撃するつもりで三人の飛行隊長に指導したが、三人とも馬耳東風といった様子であったため、それに逆らわず、三人に対し司令と直結して意向を聞き、思想を統一するように指示した。 ...
  • 鈍重な眼蓋まぶた物憂ものうげに伏せたまま、ばたきもせず真実馬耳東風に素知らぬ姿を保ち続けるのみだった。 ...
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