馨しい匂い

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  • その匂いとは、なにか甘酸っぱいような、えていてかぐわしい匂いなのだ。 梶山季之『現代悪女伝・欲望の罠』より引用
  • 云ってから、馨しい匂いは、この際、生命のすべてについて何よりも豊かな物語を聞かせてくれるような気がした。 五味川純平『虚構の大義 ─関東軍私記─』より引用
  • で、馨しい匂いが、香料のように匂って来たのであった。 国枝史郎『娘煙術師』より引用
  • 男でもたとえば光源氏のような理想的美男ともなると、全身から馨しい匂いを発し、その歩いたあとには、ほのぼのと残り香がたちこめた。 林望『テーブルの雲』より引用
  • 駕籠の中から形容に絶した、かんばしい匂いが匂って来た。 国枝史郎『娘煙術師』より引用
  • 甕の中では鳥獣肉の羹が、料理されてから半日以上経たにもかかわらず、依然かぐわしい匂いを放ち、夜光子を育もうとして待ち受けていた。 森福都『長安牡丹花異聞』より引用
  • いつぞやの夜にはその女が物いうごとに形容に絶した、愛欲をそそるかんばしい匂いが、息苦しいまでに匂って来て、紋也を恍惚の境地へまで墜落させたはずであったが、はたして今夜はどうであろうか? 国枝史郎『娘煙術師』より引用