香ばしい

全て 形容詞
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  • それは一種かんばしいような、そして官能的なところもある悪臭だった。 海野十三『蠅男』より引用
  • それに連中の間を泳ぎまわっている葉子のうわさもあまりかんばしいものではなかった。 徳田秋声『仮装人物』より引用
  • イカってのは食ってもうまいが、それ以上に匂いが香ばしいんだよな。 竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 02 綿流し編』より引用
  • 実験机の上でこうばしい湯気ゆげを上げるカップを指差してたずねた。 五十嵐雄策『乃木坂春香の秘密 第04巻』より引用
  • 香ばしいにおいがきっ腹を刺激したが、恭介には朝食をとっている暇はない。 三雲岳斗『レベリオン 第03巻』より引用
  • 香ばしい女の舌が口の中に入ってきたからだ。 山田風太郎『忍法帖2 忍法忠臣蔵』より引用
  • 肉を炒める香ばしい匂いはいよいよわたしたちの胃のを刺激した。 鮎川哲也『朱の絶筆』より引用
  • そんな時、香ばしいコーヒーの香りに包まれながら、私はふと泣きたくなる。 小池真理子『天の刻(とき)』より引用
  • また動物虐待防止という言葉からもあるあまり香ばしくない匂を感ずる。 寺田寅彦『断片(Ⅰ)』より引用
  • 香ばしいスパゲッティのさらが運ばれたとほとんど同時に、京子が入ってきた。 大藪春彦『蘇える金狼 野望篇』より引用
  • 玄関の扉を開けた時から気がついていたが、家中に香ばしい肉のにおいが充満していた。 和田はつ子『虫送り』より引用
  • そしてその志は双葉の時から、もう香ばしく芽を出しているものだ。 倉田百三『光り合ういのち』より引用
  • 台所からいため物をする音と、油の焦げる香ばしい匂いが流れてくる。 鮎川哲也『戌神はなにを見たか』より引用
  • こうばしい匂いがあってなかなかよい味をもって居る。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • 家の戸をあけると、焼きたてのファコのこうばしいにおいが顔をさすった。 上橋菜穂子『獣の奏者 Ⅳ 完結編』より引用
  • ちなみに人間が食べた味は香ばしいだけで、口の中にぬかの粒が残るため後味が悪い。
  • コーヒーの香ばしい匂いが鼻をついたからだった。 初野晴『漆黒の王子』より引用
  • やがてどこからかスルメを焼くたまらなく香ばしい匂いが流れてきた。 開高健『青い月曜日』より引用
  • 香ばしい煙ごしにそれを見送りながら、俺は店の中に入った。 霞流一『フォックスの死劇』より引用
  • 少年の目の前に、香ばしい肉の匂いが運ばれてきた。 もりたなるお『金星 相撲小説集』より引用
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