香ばしい

全て 形容詞
573 の用例 (0.01 秒)
  • あるかなきかの風が、香ばしい緑の匂いを何処からか吹き送ってきた。 豊島与志雄『白日夢』より引用
  • 助右衛門は、老妻がいれてくれた香ばしい茶をゆっくりとのみはじめた。 池波正太郎『剣客商売 11 勝負』より引用
  • かむと口のなかで気持のよい音をたててくだけ、香ばしいかおりがする。 石毛直道『食生活を探検する』より引用
  • よう理窟りくつをとこだが、どこともなくかうばしいところのあるをとこだとおもうた。 出口王仁三郎『霊界物語 rm 29 20080623』より引用
  • マイセンのカップに香ばしいかおりのするコーヒーを注ぎ、席についた。 新津きよみ『女友達』より引用
  • 皮は焦がし皮となっており香ばしいが、発売当初は普通の皮を使用していた。
  • 壁に接してる一本のアカシアがその香ばしい枝を隣りの庭の上にたれていた。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • 袋から香ばしく焼き上がったフランスパンの先端がのぞいている。 新津きよみ『招待客』より引用
  • 焚火には皮をいだうさぎの肉が掛けられ、香ばしい匂いを立てている。 茅田砂胡『デルフィニア戦記 第01巻 「放浪の戦士」』より引用
  • あのこうばしい木の実を集めたり食べたりして遊んだことがありますか。 島崎藤村『二人の兄弟』より引用
  • きのう焼いたばかりのパンは、香ばしい匂いをたててそこにのっていた。 荻原規子『西の善き魔女外伝1 金の糸紡げば』より引用
  • 沖端おきのはた独特の渋い風の匂いにまじって、香ばしいかおりがただよってくる。 宮崎康平『まぼろしの邪馬台国』より引用
  • ヴァージニア煙草たばこの香ばしい霧のなかから精悍せいかんな男の顔があらわれた。 開高健『パニック・裸の王様』より引用
  • 台所からは魚でも煮付けているのか醤油の香ばしい匂いが漂っていた。 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 さんだらぼっち』より引用
  • イカを焼く香ばしいにおいが流れてきて、まもなく食事が運ばれてきた。 内田康夫『贄門島(にえもんじま)上』より引用
  • 音だけでなくその立ちこめるこうばしいにおいまで電話越しに感じ取れそうだ。 入間人間『電波女と青春男 第06巻』より引用
  • 五時を過ぎた頃、開けっぱなしのドアから香ばしい匂いがただよってきた。 日明恩『埋み火』より引用
  • パンの焼ける香ばしいにおいで目を覚ますと、台所から彼女が顔を出す。 山本文緒『ブルーもしくはブルー』より引用
  • 食堂にコーヒーのこうばしいかおりが立ちこめるころ、俺は秋音ちゃんに言った。 香月日輪『妖怪アパートの幽雅な日常②』より引用
  • 当然、山本の風評は、部内一部にあまりかんばしくなかったにちがいない。 阿川弘之『山本五十六』より引用
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