香ばい

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  • この頃の空気の香ばしさ、月の光の麗わしさ、ただ呆然ぼうぜんとしてしまう。 神谷美恵子『神谷美恵子日記』より引用
  • そば米の香ばしさが何ともいえないと夫人は感激してくれた。 和田はつ子『薬師』より引用
  • 香料の匂いをしばし駆逐くちくしてコーヒーの香ばしさが室内にたゆたった。 森村誠一『致死眷属』より引用
  • 子供は香ばしそうな飲料のみものを一寸あじわったばかりで、あとは口を着けようともしなかった。 島崎藤村『家』より引用
  • 竹の子独特のエグミと、旬のときだけにあるほんの少しの甘みと香ばしさ。 東海林さだお『キャベツの丸かじり』より引用
  • こうばしさとやわらかさとあまさがきれいに混ざって口の中で広がる。 雨木シュウスケ『鋼殻のレギオス05 エモーショナル・ハウル』より引用
  • その反面、皮の食感は明暗爐で焼かれたアヒルに比べて香ばしさに欠ける。
  • 香ばしさや甘さが消え、苦みだけが口の中に強く残った。 馳星周『不夜城完結編 長恨歌』より引用
  • 炉内の湿気が低いため、皮の香ばしさが増す点に特徴がある。
  • 煎った豆の香ばしさとか、油っぽいおいしさとかではピーナツに負ける。 東海林さだお『キャベツの丸かじり』より引用
  • 茶色で香ばしさと複雑な味に特徴がある。
  • 匂いを嗅いでみると、ほんとうのあゆにあるような香ばしさがなく、いわしかなにかのようないやな匂いがある。 北大路魯山人『若鮎の塩焼き』より引用
  • 香料無添加で甘さの無い自然な苦味と香ばしさが特徴であったが、独特な味だったため定着しなかった。
  • セシルはその小さな玄関げんかんに立つと、焼きたてのマフィンを思わせるこうばしそうな色をしたドアノブを、そっとにぎった。 桜庭一樹『GOSICKs 第1巻』より引用
  • 表面のみを油で揚げることで、豆腐の食感を残したまま香ばしさが加わっており、また煮物にした際の味の染み込みも良い。
  • 何て言うのかなぁ、香ばしさが違うというか。 竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 10 昼壊し編』より引用
  • 最初の一服では甘みと香ばしさしか感じなかったが、甘みの奥に幾種類もの香りが複雑に絡み合っているのがわかった。 馳星周『不夜城完結編 長恨歌』より引用
  • 僕は黙りこくって、口に含んだ人参茶の、歯に沁み通ってくる香ばしさを長いこと味わっていた。 梶山季之『族譜・李朝残影』より引用
  • 焙煎してあることにより、消化しやすく、素材の甘みがあり香ばしさがある。
  • 香ばしさが口のなかでひろがっていく。 海月ルイ『十四番目の月』より引用