香しい

全て 形容詞
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  • 馴染んだ匂いは他人にとって悪臭でも自分には香しいものになる場合がある。 高橋克彦『前世の記憶』より引用
  • これまで武石が調香デザインしてくれた香水を身につけて平沢に会ったことはない。 森村誠一『致死眷属』より引用
  • ああいう船にはときどきあまりかんばしくないやつが乗り組ませられることがあるからね。 モーパッサン/杉捷夫訳『ピエールとジャン』より引用
  • かぐわしくも凶暴きょうぼうな熱をはらんだ夏の風が、一気に部屋へやに吹き込んでくる気がした。 竹宮ゆゆこ『ゴールデンタイム 04巻 裏腹なる don't look back』より引用
  • 女として、初女さんの存在全体から立ち上がってくるかぐわしい雰囲気に圧倒されてしまった。 田口ランディ『ハーモニーの幸せ』より引用
  • 午後の陽光がさんさんと降りそそぐ庭から、かぐわしいにおいがただよっていた。 荒俣宏『帝都物語1』より引用
  • 見ると目の前に、文四が釣糸を垂れており、その餌がまことに香しい。 長部日出『鬼が来た 棟方志功伝(上)』より引用
  • その時、世界の中に今まで存在しなかったような不思議な魅力に満ちたかぐわしいものたちが満ちあふれる。 茂木健一郎『思考の補助線』より引用
  • こいつはたしか君が書いたと思うが、できえはあんまりかんばしくなかったようだぜ。 ドイル/延原謙訳『シャーロック・ホームズの事件簿』より引用
  • だがその報告の内容は、キンギン国にとって、あまりかんばしいものではなかった。 海野十三『二、〇〇〇年戦争』より引用
  • 那須野が原から塩原温泉郷へ向かう入り口に道の駅湯の香しおばらがある。
  • わが幼かりし時は、唯だ日の暖きを知り、董花の香しきを知るのみなりき。 森鴎外『即興詩人』より引用
  • まったく、この地方ほど香しいところは、世界じゅうどこにもないと思いますね! ツルゲーネフ/佐々木彰訳『父と子』より引用
  • がこの総指揮官も香しいことはなかった。 和辻哲郎『鎖国日本の悲劇 (前編)』より引用
  • 彼の抱懐している計画はサラマンカ大学に於て審査を受けたが、香しくなかった。 和辻哲郎『鎖国日本の悲劇 (前編)』より引用
  • その松茸は今朝採って来たばかりらしく、かぐわしい匂いを放っていた。 黒岩重吾『白鳥の王子 ヤマトタケル 6 終焉の巻』より引用
  • 表面上はあまり香しからぬ理由で、罷めて確か満州の調査機関に赴任して行った。 戸坂潤『社会時評』より引用
  • 作品の出来がかんばしくない、とほのめかしているようでもあった。 小林信彦『夢の砦』より引用
  • そのとき私は、あなた用に調香した香水をあなたがつけておられたのに、気がつきませんでした。 森村誠一『致死眷属』より引用
  • 二、三度、かすかな風が起って強いかんばしいにおいがした。 シュトルム/高橋義孝訳『みずうみ』より引用
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