飽くまで

全て 副詞
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  • こんどの軍の目標は飽くまで神戸信孝の岐阜城にあるはいうまでもない。 吉川英治『新書太閤記(九)』より引用
  • かう云ふ著者の態度は飽くまで其の時代一般の傾向を示したものである。 永井荷風『虫干』より引用
  • けれど、その総括そうかつは、飽くまで自己のになければならないのである。 吉川英治『新書太閤記(五)』より引用
  • 飽くまで相対的なものであり、相互にレッテル張りに使われる場合も多い。
  • 古樹と寺院と城壁と同じく飽くまで保存せしむべき都市の宝物はうもつである。 永井荷風『水 附渡船』より引用
  • 一つは僕との愛の争闘を飽くまで続けて、僕をたおしてしまうことだ。 有島武郎『生まれ出づる悩み』より引用
  • 生きている私は飽くまで生きていなければいけないわ。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 吾輩の今言った現実とは、飽くまで小説上の現実ということだぜ。 竹本健治『匣の中の失楽』より引用
  • 山を分けて谷一面の百合ゆりくまで眺めようと心にきめた翌日あくるひから床の上にたおれた。 夏目漱石『思い出す事など』より引用
  • 路地は即ち飽くまで平民の間にのみ存在し了解されてゐるのである。 永井荷風『路地』より引用
  • 味方に厚く、一旦敵と見た者は飽くまで蹴落けおとさねばやまないのである。 大佛次郎『赤穂浪士(上)』より引用
  • 彼らの主張する通り、地球圏は飽くまで地球の物であり、地球こそがその中心なのである。 高橋昌也『ガンダム・センチネル』より引用
  • もし人が飽くまで最初に予想された帰結に執着するならば恐らくそうであろう。 戸坂潤『イデオロギーの論理学』より引用
  • 演奏ぶりは飽くまで冷静であり、とめどなく熱してくるところはなかった。 小林信彦『ビートルズの優しい夜』より引用
  • 彼が感じたところは、元康が、飽くまで信長と対等にいることだった。 吉川英治『新書太閤記(三)』より引用
  • そのことから、飽くまで相手が前に出なければ余剰牌が出なくなる。
  • 英詩のごとく飽くまで上品に、そして、何よりも怒ってはいけない。 谷譲次『踊る地平線』より引用
  • 第二条は飽くまで地味な暮しをして、決して人に金のあるような様子は見せぬことだ。 バルザック/小西茂也訳『風流滑稽譚(第二輯)』より引用
  • それでも飽くまで素直なたちなので、梅に無理を言って迷惑させるような事はない。 森鴎外『雁』より引用
  • そうして、自分では飽くまで落ち付いていると思っていた。 夏目漱石『それから』より引用
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