風吹く

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  • かなり歳が下でも、つきあうと亭主風吹かせたがるのがいるんです。 内田春菊『キオミ』より引用
  • トラックは、春の風吹く海岸線を試合地大宮町に向ってコトコトと走った。 阿久悠『瀬戸内少年野球団』より引用
  • まへの池のおもにてる月波、風吹きて水うごくまゝに黄金の糸をしくにさも似たり。 上田敏『月』より引用
  • 風吹きに屋根板の散らぬように、細い竹を伏せて手ごろの石か瓦のわれをのせて置くとある。 柳田国男『母の手毬歌』より引用
  • 動く光とは風吹く野邊の焚火の光の如くなるものである。 幸田露伴『努力論』より引用
  • あいつ何かするときっと風吹いてくるぞ。 宮沢賢治『風の又三郎』より引用
  • 「その日はもつての外に風吹きそうろう」と信長公記しんちようこうきにあるから、ずいぶん強い風であったのだ。 海音寺潮五郎『新太閤記(二)』より引用
  • ありあけの月の下、墨染の夕風吹く頃も、花の白きはわけて潔く趣きあり。 幸田露伴『花のいろ/\』より引用
  • たまたま一陣の風吹いて、逆に舌先を払えば、左へ行くべきほこさきを転じて上に向う。 夏目漱石『幻影の盾』より引用
  • あいづ何かするときっと風吹いてくるぞ。 宮沢賢治『風の又三郎』より引用
  • 日暮の風吹く海辺には、ほぼ五メートルおきにカップルばっかいるんであります。 久美沙織『小説版MOTHER2』より引用
  • 話は昔の中国の偸盗ちゅうとう説話につながるような狡智をきわめた手段を用いたもので、それは、黒風吹きすさみ、人々も家の戸を閉じて居たような日に行われた面白い話であった。 岩本素白『こがらし』より引用
  • 日は傾きて風吹き酔ひて人呼ぶ者の声もさびしく女は笑ひは走れども猶旅愁を奈何いかんともするあたはざりき。 柳田国男『遠野物語』より引用
  • と喜んで居りますると、俄然がぜん一陣の猛風吹き起って、たちま荒浪あらなみと変じました。 鈴木行三『後の業平文治』より引用
  • 先輩風吹かせろって意味じゃないわよ! 藤谷治『船に乗れ!Ⅰ 合奏と協奏』より引用
  • 式部が開けないで拒みつづけたので「世とともに荒き風吹く西の海も磯辺に波は寄せずとや見し」と怨みごとをいっている。 田辺聖子『源氏紙風船』より引用
  • 日は傾きて風吹き酔いて人呼ぶ者の声もさびしく女は笑いは走れどもなお旅愁をいかんともするあたわざりき。 柳田国男『遠野物語』より引用
  • そして縁側えんがわつるしておいたら風吹いて落ちた。 宮沢賢治『インドラの網』より引用
  • そして縁側えんがわつるして置いたら風吹いて落ちた。 宮沢賢治『風野又三郎』より引用
  • 古き江にさざなみさえ死して、風吹く事を知らぬ顔に平かである。 夏目漱石『薤露行』より引用
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