風の吹くまま

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  • 風の吹くままに雲が流れると思えば大間違いである。 西尾維新『ニンギョウがニンギョウ』より引用
  • そしてその上に坐りこんで、呪わしい風の吹くまま運ばれていったのでした。 ホメロス/呉茂一訳『オデュッセイア(上)』より引用
  • ほかの目的かもしれないし、風の吹くままに偶然やって来たのかもしれない、という意見である。 森村誠一『ホーム アウェイ』より引用
  • 柳は風の吹くままに、うまく欺されて暮したならば楽しからうと思ふのである。 森田たま『もめん随筆』より引用
  • 風の吹くままにどこまでも。 田中芳樹『風よ、万里を翔けよ』より引用
  • 政局の風の吹くまま、おもむくままに、はじもせず顔を右向け左向けして歌っている人々を、私はただじっとながめているだけである。 田辺聖子『女の長風呂 Ⅱ』より引用
  • 風の吹くまま気の向くままに行動する。
  • そういう風の吹くままの流れかたを自身の生活として承認出来ない心持の多数の若い人々は、社会の現実について目がひらけて、自分の生きかたを問題にして来るに従って、その全体的な問題の最も有機的な部分として、恋愛のことも真面目に考察せざるを得なくなっていると思う。 宮本百合子『成長意慾としての恋愛』より引用
  • 乗員たちは悲しみにしずみながら、運を天にまかせて風の吹くままに空中をただよいつづけていった。 バローズ『火星シリーズ05 火星のチェス人間』より引用
  • 風の吹くまま、時間や約束にとらえられることなく、美のお遍路さんとなって、好きな風景のなかに存分にひたっていられるからである。 小堺昭三『カメラマンたちの昭和史(3)』より引用
  • きっとヴィクトリア女王の膝の上にいたのは、渡り鳥のように羽根を休めていただけで、また風の吹くままにきままに、どこか遠くへ飛んで行ってしまうのだろう。 高殿円『カーリー 1 黄金の尖塔の国とあひると小公女』より引用
  • それは、彼の判断では陸地はもう遠くないはずなので、風の吹くままに狂ったように走って行ったなら、いつか必ず暗礁にぶつかって、船が裂けてしまうのではないかという不安だった。 ヴェルヌ/土井寛之・荒川浩充訳『少年船長の冒険』より引用
  • お許は、こん後は、いままで通り、無目的で、風の吹くままに、生きて行くことは、かなわぬ。 柴田錬三郎『われら九人の戦鬼 (上)』より引用
  • 風の吹くままになびけば折れも萎れもしない。 田辺聖子『新源氏物語』より引用
  • お許は、こん後、いままで通り、無目的に、風の吹くままに、生きて行くことは、かなわぬ。 柴田錬三郎『われら九人の戦鬼 (上)』より引用
  • ドン底の貧乏ぶりを柳に風と受けながし、そういわんばかりに、風の吹くまま飄々と吹かれている。 石井代蔵『千代の富士一代』より引用
  • 袋の電気が常時風の吹くままに従っているというのならばまだしも、そんなことわざは古人の屁理屈に過ぎぬ。 西尾維新『ニンギョウがニンギョウ』より引用
  • この木切れをいくつかの岬に運び、まきの山をつくり、乾いた海草をこれに加えて火をつけ、あとは風の吹くまま火勢を強めたら? ヴェルヌ/大友徳明訳『地の果ての燈台』より引用
  • 自由気球とは、気球を繋留することなく静的浮力と風の吹くままに浮遊を続けるガス気球の総称のである。
  • たとえば、日中友好なんてこと、今は草木もなびいて友好ムードの風の吹くままであるが、ひと昔前は、日中友好というコトバさえ、発音もできないほど迫害された。 田辺聖子『女の長風呂 Ⅱ』より引用
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