風に散る

27 の用例 (0.00 秒)
  • テレビアニメ版の初期の妖魔は倒されると黒い灰になって風に散ってゆく。
  • はしどいの小さな花のつぶが風に散ってアトリエの床を駆けていった。 姫野カオルコ『変奏曲』より引用
  • しかしその香気は風に散つてしまつたかのやうに何の味もないものとなつてゐた。 小熊秀雄『小熊秀雄全集-15』より引用
  • 風に散る第二巻の、あの荒廃時代の描写は本当におっしゃる通りです。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 「風に散る」との相違は、たしかにおっしゃるとおりであろうと思います。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 「風に散ったりんごの花びら」は、失った愛の悲しみをあらわしている。 石井美樹子『中世の食卓から』より引用
  • 一線を引いたように、また数十本の葦が水平に切り払われ、夕風に散る。 高橋弥七郎『灼眼のシャナ 第14巻』より引用
  • 瀬奈の今にも風に散ってしまいそうな細い声に、耳を傾けないわけにはいかなかった。 竹宮ゆゆこ『とらドラ・スピンオフ! 第02巻 虎、肥ゆる秋』より引用
  • 風に散りぬの作者だって、あの小説かいたきりもう書きませんと何でもない人になるのですものね。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 花びらが風に散るのも好きだし、青空にえて咲き誇っている状態も好き。 岡野麻里安『銀の共鳴1 桜の降魔陣』より引用
  • 石灰が窓からの風に散って、ようやく体が楽になり始める。 成田良悟『baccano! 1931 特急編 The Grand Punk Railroad』より引用
  • 水滴が風に散って、覗いている彼の額もれているだろうと、想う。 姫野カオルコ『変奏曲』より引用
  • 鬼が描かれた紙に火がつけられ、風に散る火の粉に歩行もままならないほどだった。 山田正紀『宝石泥棒』より引用
  • 花は風に散り舞い、夜に飛ぶ鳥は無く、満月だけが魔法使い達の夜を見ていた。 言乃葉『出席番号32番 衛宮』より引用
  • 自分は一ひら風に散ってゆく枯れ葉ではない。 有島武郎『或る女』より引用
  • リュカの前髪が何本か、剣に引きちぎられるようにして、風に散る。 枯野瑛『銀月のソルトレージュ01 ひとつめの虚言』より引用
  • 白桃の花の下に立っていると、白桃の花よりは先に風に散ってしまいはしないかと思われるほど弱々しい。 吉川英治『松のや露八』より引用
  • かれは煙草をくわえたが、扇風器がまわってくる度に煙が風に散って煙草をくつろいですう気分にはなれなかった。 吉村昭『一家の主』より引用
  • 神殿の左右にも何本かの松が植えられ、腰の曲がった老夫婦が風に散り落ちた松の葉をはき集めていた。 安部龍太郎『戦国秘譚 神々に告ぐ(上)』より引用
  • 主を失った衣は次第に薄れ、後を追うように風に散った。 奈須きのこ『Fate/stay night 凛 Unlimited Blade Works TrueEnd Brilliant Years』より引用
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