顔色が冴え

32 の用例 (0.01 秒)
  • でっぷりと肥えているのだが、顔色がんしょくえない。 池波正太郎『剣客商売 02 辻斬り』より引用
  • ただし、ふだんよりいくぶん顔色がえなかったけれども。 ポー/安引宏訳『モルグ街の殺人』より引用
  • たしかに顔色がえない。 森瑤子『アイランド』より引用
  • その顔色が冴えない。 森瑤子『女ざかり』より引用
  • じつはルーシーがこのところ加減悪く、べつにとりたててこれという病もないのだが、どうも顔色がえず、日ましに衰弱していく。 ストーカー/平井呈一訳『吸血鬼ドラキュラ』より引用
  • 彼らの顔色がえないのは、皆で手分けして徹底的に探し回ったのにかかかわらず、どうしても『屍綺譚』が発見できなかったからだった。 山本弘/安田均/高井信『妖魔夜行 しかばね綺譚』より引用
  • お金の必要があって、時々でかけるらしいが、いつもやられるのがオキマリのようで、工場も休んで、たいがい碁会所へ来ていたが、いつも顔色が冴えなかった。 坂口安吾『日月様』より引用
  • 安らかな眠りはうれしいが、しみじみと眺める顔色がえない。 阿刀田高『幻の舟』より引用
  • 過労気味なのか、顔色がえない。 小林信彦『夢の砦』より引用
  • 彼は病気あがりの銀子が、座敷へ現われるようになってから、またひとしきり頻繁ひんぱんに足を運ぶのだったが、ちょうどそのころ経済界に恐慌があり、破産する店もあり、彼も痛手を負い、遊んでも顔色がえず座敷がぱっとしなかった。 徳田秋声『縮図』より引用
  • 顔色がえて無表情の弥惣治に引きくらべ、羽賀の両眼りょうめは血走り、くちをかみしめたすさまじい面貌めんぼうとなっていた。 池波正太郎『剣客商売 07 隠れ蓑』より引用
  • 屋形船より上るときから、顔色が冴えない。 松本清張『かげろう絵図(上)』より引用