顔を染め

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  • ロレンスの頬を張りながら、ホロは怒りに顔を染めているわけではない。 支倉凍砂『狼と香辛料Ⅹ』より引用
  • 助けてもらったというには、似つかわしくない表情が顔を染めている。 菊地秀行『吸血鬼ハンター14 D-妖兵街道』より引用
  • が、血しぶきだけは飛んで、その「剣鬼」ともいうべき男の半顔を染めた。 山田風太郎『忍法帖6 魔界転生 上』より引用
  • 男の顔を染めた夕陽は見えなくなり、そのかわり蛍光灯けいこうとうの白い光にかわる。 半村良『となりの宇宙人』より引用
  • 二等航海士も顔を染めたまま、自分の持場に帰ろうと立ち去りかけていた。 加藤幸子『夢の壁・北京海棠の街』より引用
  • その愛人の言葉を思い出して彼女は顔を染めたに相違ない。 マクドナルド・ジョージ『世界怪談名作集』より引用
  • そして顔を染めながら、逃げるように行ってしまいました。 橘外男『墓が呼んでいる』より引用
  • かなり飲みながらも、拓也は少し顔を染めただけで、さほど酔わなかった。 小林道雄『翔べ! はぐれ鳥』より引用
  • 光が先に立った男の顔を染めた。 勝目梓『夜のエージェント』より引用
  • 鞠姫は、失神したじぶんが着がえをさせられているときの姿を思って、怒りと恥に顔を染めた。 山田風太郎『自来也忍法帖』より引用
  • 彫が深い白皙はくせきの顔を染めた赤味は消えたが、田中の顔は今度は幾分青白くなっていた。 藤沢周平『回天の門』より引用
  • 女中ぢよちうをさうたづかへしによこされたのには、おもはず海野うんのかほめざるをなかつた。 小島政二郎『海燕』より引用
  • 最後のダンスのためにベルガラスの手から戻されたセ・ネドラは、まっ赤に顔を染めていた。 エディングス『ベルガリアード物語5 勝負の終り』より引用
  • 希望の色が二つの顔を染め、急速に消えた。 菊地秀行『吸血鬼ハンター別巻01 D-昏い夜想曲』より引用
  • と、少年はかすかに笑いを見せたが、女衒ぜげんのうしろに玄鬼げんきが立っているのを見ると、パッと顔を染めた。 海音寺潮五郎『天と地と(二)』より引用
  • 切れた唇の血で顔を染めた島岡が言った。 森村誠一『恐怖の骨格』より引用
  • はじめすこし顔をそむけて、ばらのように顔を染めたかと思うと、不意に私は自分の手のなかに一通の手紙が押しこまれるのを感じた。 ドストエフスキー/小沼文彦訳『白夜』より引用
  • そして突然、まばゆいばかりに美しく顔を染めて叫ぶのだった。 ハドスン/守屋陽一訳『緑の館』より引用
  • ジュヌヴィエーヴは軽く顔を染めて、手を引っ込めながら言った。 アレクサンドル・デュマ/鈴木豊訳『赤い館の騎士(上)』より引用
  • 不安の色がその顔を染めた。 菊地秀行『魔界都市〈新宿〉』より引用
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顔を染め の使われ方