顏構
全て
名詞
2 の例文
(0.00 秒)
-
其癖負けぬ氣の氣象で、加之喧嘩が好と來て居る。何か知ら始終不平を持つてゐる女で、其狹い額を見ても、曇然した目のうちを見ても、何處か一癖ありさうな顏構である。別れて出たては至極穩かで、白山あたりから通つて來る、或大工と懇意になつて、其大工が始終長火鉢の傍に頑張つてゐた。
...
-
食べ物に着物を汚すことも少ないのである。姉等が坐るに狹いと云へば、身を片寄せて席をゆづる、彼れの母は彼れを熟視して、奈々ちやんは顏構からしてしつかりして居ますねいといふ。末子であるから埒もなく可愛といふ譯ではないのだ。
...
アマゾンで検索:顏構