頭に載せる

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  • 奉行は考え込んだような顔で湯飲みを置くと、片手を鉄の頭に載せた。 宮部みゆき『天狗風 霊験お初捕物控〈二〉』より引用
  • 葡萄の籠を頭に載せた女が歩いて行くと思うとトンネルに入る。 阿川弘之『南蛮阿房列車』より引用
  • それでも眼鏡を手放せず、ブルーの度入りサングラスを頭にせている。 喬林知『今日からマ王 第06巻 「きっとマのつく陽が昇る!」』より引用
  • 色の変つた独逸ドイツ帽を大事さうに頭に載せた格好は何時いつ見ても可笑をかしい。 石川啄木『葉書』より引用
  • これを頭に載せた者は、領地内では王のように振舞うことができる。
  • 節をかいた皮と秤を桶に入れて頭に載せて、五里も八里も歩いて。 松平維秋『松平維秋の仕事』より引用
  • 反射的に頭を低くして机の下に隠れたが、まだそれより低くするよう誰かの手が頭に載せられた。 田中哲弥『さらば愛しき大久保町』より引用
  • 女は頬紅をつけ、唇に紅をひき、帽子を叩きつけるように頭に載せた。 モーム/篠原慎訳『諜報員アシェンデン』より引用
  • 無重力とはいえ、両手を頭に載せ続けていれば血流が悪くなる。 福井晴敏『機動戦士ガンダムUC 08 宇宙と惑星と』より引用
  • コーヒー色のそれを頭に載せ、店の鏡をのぞくと、自分が少し変わって見えた。 難波利三『てんのじ村』より引用
  • 富治は頭に載せていた手拭いをとって、それとなく自分の前を隠した。 熊谷達也『邂逅(かいこう)の森』より引用
  • 彼はぶるっと頭を振ると、近くに転がっていた烏帽子を濡れた頭に載せた。 坂東眞砂子『蛇鏡』より引用
  • サングラスを頭にせたままの村田健は、両手をついて勢いよく顔を上げた。 喬林知『今日からマ王 第06巻 「きっとマのつく陽が昇る!」』より引用
  • 喫茶店きっさてんに落ち着いた俺は冷たいおしぼりを頭にせて椅子いすにもたれ込んだ。 谷川流『涼宮ハルヒの暴走』より引用
  • 折り紙カブトを頭に載せた妖精さんが、小首ではなく全身でかたむきました。 田中ロミオ『人類は衰退しました 01』より引用
  • 姉の手がやさしくぼくの頭に載せられ、親指がそっと額に触れた。 乙一『ZOO』より引用
  • 我々の為に特に設けられた席の前に、一人の老いたる男が、緑の葉を頭に載せて坐っている。 中島敦『光と風と夢』より引用
  • 帽子を頭に載せながら、かすれた声で私は言ったのである。 フーリック/大室幹雄訳『中国湖水殺人事件』より引用
  • 帽子を取り上げて頭に載せ、姿見の前まで歩いて全身を点検する。 藤本ひとみ『華麗なるオデパン』より引用
  • 学士は濡れ手拭を頭に載せたまま、垣根のところまで歩いていった。 海野十三『地球盗難』より引用

頭に載せる の使われ方