頑として

全て 副詞
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  • 暗くしたままでいてくれるように頼んでも、頑として聞き入れなかった。 幸田真音『傷 邦銀崩壊(下)』より引用
  • 食事代を半分受け取ってくれと言った時も、頑として拒否したものだ。 林真理子『初夜』より引用
  • おまけに彼は、その女を一度も見たことがないとがんとして言い張るんだ。 横溝正史『恐ろしき四月馬鹿』より引用
  • 家中の者の反対にもかゝはらず彼は頑として自分の希望を捨てなかつた。 田畑修一郎『医師高間房一氏』より引用
  • ところが父郷右衛門をなぜ殺したのか、そのわけを頑として言わない。
  • しかし今度ばかりは母も頑として医者へ行くことを譲ろうとはしない。 楡周平『マリア・プロジェクト』より引用
  • しかし、徳川軍は吉田城にこもったままで頑として出ようとはしなかった。 新田次郎『武田勝頼(一)』より引用
  • 忠誠など誓われてもこまるのだが、彼はがんとして言うことを聞かなかった。 水野良『ロードス島戦記 5 王たちの聖戦』より引用
  • しかし秋芳は明芳の年が若いことを理由に、がんとして許しませんでした。 半村良『セルーナの女神』より引用
  • 二人の兄弟だけが残されたが、この二人は頑として抵抗をやめない。 ハドスン/水嶋正路訳『ある羊飼いの一生』より引用
  • しかし彼女は、夫殺しには何の関係もないことを頑として主張した。 クリスティ/松本恵子訳『ゴルフ場殺人事件』より引用
  • 相手は狡猾こうかつな年老いた百姓のことだから、がんとしてこれに応じなかった。 スタンダール『赤と黒』より引用
  • しかし彼はいくら頼んでも頑としていうことを聞こうとはしません。 鮎川哲也『戌神はなにを見たか』より引用
  • そう言って押し通ろうとするが、四人の衛門は頑として応じなかった。 安部龍太郎『戦国秘譚 神々に告ぐ(下)』より引用
  • 一列一体に頑として学校へ出席することを憎む奴ばかりが揃つてゐた。 坂口安吾『霓博士の廃頽』より引用
  • フィリエルは声を大きくしたが、ルーンはがんとして意見を変えなかった。 荻原規子『西の善き魔女1 セラフィールドの少女』より引用
  • その間の事情じじようを問いただしても、口をつぐんでがんとして答えてくれない。 柳美里『水辺のゆりかご』より引用
  • そのときのことを仁四郎の母に問うてみたが、最初は頑として応じなかった。 遠藤徹『姉飼』より引用
  • この事件はこの事件で、がんとして自分の道を進んで行かせときゃいいやね! チャペック/樹下節訳『山椒魚戦争』より引用
  • はじめのうちは、アネットは頑として私の意見をききいれませんでした。 クロフツ/田村隆一訳『樽』より引用
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