順々

全て 名詞
941 の用例 (0.01 秒)
  • 順々に中に入ってまず確認するのは、やはりそこにいる人間の姿である。 今野緒雪『マリア様がみてる 07 いとしき歳月(前編)』より引用
  • そこで外の鳥は残りの乏しい水で順々に浴びなくてはならぬやうになる。 正岡子規『墨汁一滴』より引用
  • 表に盛塩もりじおしてレコードをかけていると、風呂から女達が順々に帰って来る。 林芙美子『新版 放浪記』より引用
  • 行列があんまり長くなり過ぎたので、心配した人が順々に数えはじめた。 山田風太郎『戦中派不戦日記』より引用
  • 屋敷のなかも順々に教えてやるが、通っていい場所は決められている。 宮部みゆき『孤宿の人 (上)』より引用
  • そして皆でその中の一人一人を順々に取調べるわけにもいかなかった。 豊島与志雄『父の形見』より引用
  • 小太郎はかれの背後に居ならんだ黒衣の人影に順々に目を移していった。 光瀬龍『夕ばえ作戦』より引用
  • 一瞬一つの窓に姿を見せたかと思うと、すぐまた次と、順々に開けて行く。 フィッツジェラルド/佐藤亮一訳『華麗なるギャツビー』より引用
  • 信じられないというようにぼくたちと、受け取ったものを順々に見る。 米澤穂信『春期限定いちごタルト事件』より引用
  • 汽車の時間を順々に見て行くと、からだも一緒に動いて行くやうな気がする。 岸田国士『明日は天気(二場)』より引用
  • しまいまで残っていた近所の人たちも、順々に家へはいっていった。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • 順々に四ツ足じみた背中が引っ込んではまた次の背中がタコの前に出た。 吉川英治『忘れ残りの記』より引用
  • 驚いたことに山に近づいた者から順々に射るので、誰も山に入れない。 黒岩重吾『白鳥の王子 ヤマトタケル 3 西戦の巻(下)』より引用
  • 警部がポケットから出した物を箱の上におくと、彼は順々にそれを見ていった。 フリーマン・リチャード オースティン『オスカー・ブロズキー事件』より引用
  • そして、そんな事を自分の手で順々になおして行かなくちゃならないのよ。 三好十郎『廃墟(一幕)』より引用
  • 火の消えてしまった葉巻を火の中に捨てると、卿は本を順々に手にとった。 カー/長谷川修二訳『青銅ランプの呪い』より引用
  • 素数を小さい方から順々にかいて1万個目までいったほうが全然早い。 小川洋子・藤原正彦『世にも美しい数学入門』より引用
  • 彼は乙女が杯を差すにつれ、順々に一人ずつその名を尋ねはじめました。 佐藤正彰訳『千一夜物語 07』より引用
  • そのあと、機械から機械へと動きまわり、順々にスイッチを切っていった。 ジョン・ヴァーリイ『ブルー・シャンペン』より引用
  • 読み終わったギュツラフは満面に笑みをたたえて、七人の顔を順々に見た。 三浦綾子『海嶺(下)』より引用
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