響かせる

全て 動詞
318 の用例 (0.00 秒)
  • 下の広場に大きなエンジン音を響かせてバイクが停車しようとしている。 高橋克彦『南朝迷路』より引用
  • 老人は足音を響かせながら、いま自分が出てきた扉に二人を案内した。 クイーン/田村隆一訳『Xの悲劇』より引用
  • 若者はこの質問に、大きな音を響かせて床に皿をみんな落としてしまった。 フローベール/白井浩司訳『ボヴァリー夫人』より引用
  • 黒い影はジャラジャラという金属音と足音を響かせて、玄関に向かった。 梅原克文『カムナビ(下)』より引用
  • 灰色の風景の中を咳きこむようなエンジン音を響かせて遠ざかって行く。 阿久悠『続・瀬戸内少年野球団紅顔期』より引用
  • 庭には出たものの爆笑して笑い声を響かせては不味いと思ったのである。 町田康『パンク侍、斬られて候』より引用
  • そんな静けさの中で、私だけが私の中に大きな心音を響かせていました。 植松真人『主よ、人の望みの喜びよ』より引用
  • 幅三メートル、高さ一メートルほどの人工の滝が、水音を響かせている。 梅原克文『カムナビ(下)』より引用
  • 橋全体がそれまで以上に強く揺れ、そこかしこで不穏な異音を響かせた。 綾辻行人『暗黒館の殺人(上)改訂06 02 08』より引用
  • 勢いよく靴音を響かせて、制服の学生が投げ込まれたように入って来た。 岡本かの子『春』より引用
  • なかしきりの鏡戸かがみどに、ずんずん足音響かせてはや仕事着の兄がやってきた。 伊藤左千夫『春の潮』より引用
  • 走りはじめる時には力がたくさんいるから機関車はドラフト音を響かせる。 池澤夏樹『キップをなくして』より引用
  • アジア系の女が一人、ハイヒールの音を響かせながら颯爽さつそうと歩いている。 中野順一『セカンド・サイト』より引用
  • 声をかけただけで、活動的な跫音を響かせながら二階へあがってしまった。 宮本百合子『海流』より引用
  • 遠くのほうで木の枝から雪が崩れ、かすかに地鳴りのような音を響かせる。 樋口有介『初恋よ、さよならのキスをしよう』より引用
  • 階段に小さく足音を響かせながら、蔭山は事件のことを思い返していた。 柄刀一『400年の遺言 死の庭園の死』より引用
  • 田舎道をけたたましくエンジンを響かせてやってくるのですぐわかった。 佐野良二『闇の力』より引用
  • 佐山の身体からだを膝上のあたりで押し倒し、鈍い音を屋根との間にひびかせた。 川上稔『AHEADシリーズ 07 終わりのクロニクル③〈下〉』より引用
  • しかしそのときすでにスイス人が軽くドアをノックする音を響かせていた。 ガボリオ/松村喜雄訳『ルコック探偵(上)』より引用
  • 僕が後の方で爆音を響かせても、前の方の先生たちにはわからない。 水木しげる『ねぼけ人生』より引用
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